何か嫌なことが続いたり、慢性的に仕事や人間関係に悩みが続いて気分が落ち込んで、うつっぽい時があります。
そういう時は本当に凹んで何もやる気が出ないのですが、にも関わらず、人に「元気そうだね」なんて言われることがあります。
もちろん相手に悪気はないでしょうから表に出しませんが、そういうときは、正直殺意を覚えるほど腹が立ってしまいます。
このように、理不尽とは思いつつも人にキレてしまいそうになることってないですか?自分は、「元気そうだね」と言われるとそういう心境になります。
■落ち込んでいる顔は無表情
気分的に落ち込んでいるときの顔なんて、だいたい無表情だったりします。これといった喜怒哀楽の表情がない。
これがずっと続くようであれば「最近あいつの表情が暗い」とか異変に気付いたりすると思いますが、短期的には気付かれない。
しかも、仕事中まで凹んでいるような表情を見せるわけにもいかず、適当に会話しながら、どうにかやり過ごそうとするものです。
なので、周りからは全然気付かれないことがあります。特に、久しぶりに会うような人にはもっと気付かれません。
で、「元気そうだね」なんて言われる悲劇(?)に繋がってしまうのです……。
■「元気そうだね」と言う本人が元気そう
「元気そうだね」と言っている人ほど、本人が元気そうだったりします。だから、余計に腹が立ってしまいます。
「てめえこの野郎~」という気分になってしまいます。いったい何を根拠にそんなことを言っているのか、理解できません。
でも、ここでキレてしまったら大変です。「なんで怒られないといけないの?」と相手は困惑するでしょう。
これを繰り返してしまうと、「最近機嫌が悪いみたい」「あいつはすぐキレる」と、距離を置かれたり、理不尽にキレるキャラが確立されてしまいます。
■「元気そうだね」と安易に言わない
ということで、自分はあまり、他人に「元気そうだね」とか言わないようにしています。
自分がされて嫌な思いになることを、相手にもしたくないですよね。非常に小さいことですが、これもgive&takeの一種と思っています。
「最近どう?」「ご無沙汰してます」「髪切った?」「昨日のfacebook見たよ」久しぶりに会うなら、そんな感じのことは言いますが、決して「元気そうだね」とは言いません。
充実している毎日を送っているように見えても、見えないところで苦悩している人はたくさんいます。不要なポジティブ発言は、逆に人からエネルギーを奪ってしまうような気がします。
もっと、自然体で心を開けるコミュニケーションができるよう、日々精進していきたいなと思います。
少なくとも、自分が言われて不機嫌になるような言葉は、なるべく出さないように心がけます。「バカ」「死ね」「殺す」「しばくぞ!」のような類は当然として、そうではなくても悪気はないのに相手を傷つける言葉もあると思うんです。
今回話題にした「元気そうだね」や「楽しそうだね」なんかは、メンタルが落ち込んでいる人には面白くない言葉だし、「お仕事頑張ってください」もそうですよね。仕事や人間関係で悩んでいる人には禁句です。
■僕の嫌いな言葉
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僕は基本的に、お金とか成功に対して否定的な言葉が結構嫌いです。そういう言葉を平然と使う人とは正直付き合いたくありません。
まあ、あまりギラギラしている感じの人も、どこか怪しい雰囲気を感じるので近寄りたくないですが……。