これまで会社の飲み会について、断り方などについて書いてきましたが、特に会社の飲み会については、季節によって頻度が多かったり少なかったりして、時期によっては金銭的に厳しくなったり、せっかくの仕事以外の時間を飲み会に振り回されてしまいがちです。
12~1月は忘年会や新年会で財布の中身が寂しくなったりしがちです。そして企業によって多少季節のずれはあるかもしれませんが、3~4月は歓送迎会でお金が羽根を付けてバサバサとどっかに飛んでいってしまう時期でもあります。
特に送別会は、別れを惜しむように、二次会、三次会と続いてしまい、かなりお金がぶっ飛んでしまいそうな気がします。
送別会の名のもと、何回も飲み会が開催されることもありますが、お金の事を考えれば、あまり頻繁に行きたくないものです。今回は送別会の参加に焦点に併せていろいろ書きたいと思います。
〇さすがに送別会ぐらいは参加しても良いのでは
以前、飲み会にも投資的飲み会、消費的飲み会、浪費的飲み会があると書いたように、会社の飲み会自体も、そこまで無駄とは思っていないです。
仕事中の時間ではなかなか話せない本音も出てきたりするし、悩みとかも引き出しやすいので、場合によっては仕事がやりやすくなったりすることもあるので、場合によっては人間関係の潤滑油になり得ると考えています。
無駄と思うのが、毎週のようび金曜日だから何となく飲みに行こうとか、それでモチベーションが上がればともかく、どうでも良い話だったり、愚痴に花を咲かせてしまったりしてダラダラと飲んでしまうパターンです。
このように、義理と怠慢で付き合うだけの飲み会の頻度は大幅に減らしていきたいものですし、歓迎会とか忘年会、新年会、その他定期的なイベントについても、他に用事を入れて参加を断るとか、一次会ぐらいでサッと帰るようにしないと、無駄なお金と時間の使い方に後悔するだけで、気分を害してしまいます。
とは言っても、あらゆるイベントに対してそのような対応を取るわけにはいきません。できれば二次会ぐらいまでは付き合った方が良い唯一のイベントが送別会だと思います。
いろんな会社の飲み会のなかで、自分が転勤や退職の時に開かれる送別会は、かなり良い思い出になると思います(なかには自分の送別会なんて開いてほしくないという人もいるかもしれませんがwww)。
送られる側の人にとっては感慨深いものになる可能性が高いですし、最後のお別れの機会まで断ってしまうと、どこか後味が悪い感じがして後悔してしまうことがあります。
送別会ぐらいは、遅くまで付き合うのもありかと思います。お別れの機会まで断ってしまうと、守銭奴と見られて、周囲の人が敬遠することもあり得ます。
〇飲み会の参加にメリハリを
ただ、送別会だからといって何でもかんでも参加するべきか、と言われるとそうでもないと思います。そもそも同じ人の送別会は何回も開かれたりします。
特に部署以外で、何らかの社内のコミュニティに属していた人の送別会は多いので、その都度誘われてしまうリスクを伴います。
「一体この人は何回送別されるんだ」と言わんばかりに開かれることもあります。しまいには、飲み会の口実になっているだけ、そんなこともあります。
そういう感じの送別会であれば、別に断ったり、誘われることを避けたりしても問題ないかなと思います。異動のシーズンは4月だけではないですからね。お金が持たなくなってしまいます。
また、送別会に行く判断基準も、人間関係の濃密さが影響すると思います。あまり仕事上でもプライベートでも絡みのなかった人の送別会にまで参加する必要はないと思います。
〇他の飲み会に行く頻度を減らす
それでも送別会シーズンはお金を使ってしまいがちな時期ですが、そういう時期は、一層思いつきで開くような飲み会の参加は極力控えるのが一番だと思います。例えば3月は送別会以外は一切参加しないとか、そういう強固な姿勢でいるのが一番理想かもしれません。それが一番難しいんですけどね(・・;)
会社の飲み会に付き合うことに疲弊し、能力開発の機会を逃したり、資格取得の勉強時間が失われたり、副業の時間を奪われたりしては元も子もないですからね。
そう考えると、飲み会の参加は、本当にメリハリが大事だなと感じます。歓送迎会には参加するが、それ以外は原則参加しないとか、自分や他人にとって有益かどうかって、本当に重要な指標ですよね。
これは飲み会に限った話ではなく、自主的に参加するセミナーや勉強会もそうですね。基本的に自己投資に該当する部分ですが、facebookのイベント招待を見て、空いていれば何でもかんでも出るのは、逆効果に繋がる気がします。
最初は情報収集として敢えて何でもかんでも顔を出しても良いかもしれませんが、そのうち自分に合ったジャンルやコミュニティは絞られてきます。
だんだん参加するセミナーも絞っていき、絞った分貯めたお金を、たまには3日間のセミナーの参加費に充てるなど、大きく自己投資するのが理想と思います。
モチベーションの高い人ほど、将来成功したいけど現実とのギャップが大きい人ほど、この罠にはまりやすいと思います。自己投資と浪費の境界については、別の記事で書いていますが、もう少し突っ込んで書いた記事もまた載せたいと思います。