別記事で、いかにウォーキングがダイエットや体の健康だけでなく、心の健康に良いかについて書いています。
これは、ウォーキングすることでドーパミンやセロトニンが分泌され、脳が活性化することに繋がります。
参考文献はこちら↓
ドーパミンやセロトニンといえば快楽ホルモンと言われる物質ですから、これが分泌されれば、たしかに気分が良くなりそうです。
落ち込んでいる時に、重い腰上げて散歩してみたら、少し心が軽くなったような気がするのは、おそらくこの効能によるものかもしれません。
ウォーキングしていてイライラしたり、落ち込んだりすることは結構少ないですよね。
でも、実際に1日何分、どれくらいの時間で効果があるのでしょうか。上の参考文献を参考に、思うところを書いていきたいと思います。
■45~1時間が目安
参考文献によると、ウォーキングの目安としては、だいたい45~60分くらいがちょうど良いそうです。
何も30分がだめとか、2時間が長すぎとか、そういうことではなく、あくまでも目安ですが。
ただ、5分とか10分とか、それぐらいの時間ではあまり効果がないかもしれません。おそらくその時間では気分が爽快にならないのではないかと思います。
というのも、まず最初に出てくるβエンドルフィンやドーパミンが分泌されるまでは、だいたい15分くらい要するからだと言われています。
そして、ドーパミンによる興奮状態をリラックスさせて、心地いい落ち着いた幸せ気分をもたらすセロトニンが分泌されるのが、だいたい30~40分くらいウォーキングしたあと。
つまり、セロトニンが分泌されるまでの目安として、45~60分くらいが目安ではないか、ということです。
おそらくこれは個人差はありますが、個人的な感覚では、最低でも30分は歩かないと、あまり気分が爽快にならないような気がします。
■続けて歩くこと
それでは、15分を3回ずつとか、20分を2回とか、そういうのはどうかと言われれば、それはあまりおすすめできないです。
続けて歩かないと上に書いた快楽ホルモンが分泌されないからです。
60分を2回とか、そういうのは良いかもしれないですが、断片的に歩いたり、途中で中断するようなことなく、ひたすら歩き続けるのが良いみたいです。
■時間帯は朝
ウォーキングの時間帯は何といっても朝でしょう。これはよく言われることですが、日光を浴びることでメラトニンが生成され、その日の夜の快眠を促すからです。
1日の始まりが、1日の終わりを左右するんですね。
それと、上の快楽ホルモンを早朝から分泌させて、快適な気分で1日をスタートさせようという意味もあるそうですね。
理想としては、朝起きる→ビジョンや目標を見返す→今日のタスクを考える→フリーランスで自宅が仕事場ならちょこっと仕事する→ウォーキング……という流れが良いかもしれませんね。
■結論
早朝、続けて最低30分、できれば1時間くらい歩くと爽快な気分で1日をスタートさせることができる。
■関連記事
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ウォーキングがいかに脳を活性化させ、心の健康に良いかについて書いた記事を上に挙げておきます。
良かったら併せてご覧ください。