会社の退職前は職場に行きたくないけど、割り切るしかないよね

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今回は、ちょっとぼやきに近い記事になります。会社の退職前の時期になっていて、引継ぎやら手続きやら部屋の片付けやら起業準備(←密かに既に動いている)やらでバタバタしています。

この時期、解放感に満ちていて最高の気分かと思えばそうでもないです。最後の関門かもしれませんが、退職前の1ヶ月間は、職場に行きたくない気持ちでいっぱいになります。

他人の目を気にしてしまってるからなんでしょうが、であれば、もう少し職場の人に心を開けば良かったと思っています。そうすれば、人の目を気にせずに退職前でも、もう少し気分良く出社できたのかな・・・。

でも、会社を辞める直前は、職場に行きたくないという人はとても多いと思うので、いろいろ思うところを書いてみました。

■周りの反応が変化

退職意思を上司に伝えると、まずは他部署も含めて管理職に伝わり、それが年齢が上の方から伝わっていき、決裁が降りる頃には全員が知っているという流れになります。引継ぎとかもあるので、最後は当然みんなの知ることになります。

そうなってくると、周りの反応も変わってきます。「あ、いなくなるんだ」という反応が、転勤の何倍も大きいような感じです。

しかも、自分の場合は安定志向で離職率が低い業界にいます。今どき新卒ばかりで、中途採用がほとんどないんです。

なので、この年齢(30代)で独立を理由に退職するのは、かなり特殊です。中小企業を退職するのとは、わけが違い、定年まで働くのが当然の業界です。

敷かれたレールから外れて生きようとしている怖さも相乗効果になって、かなりドキドキしながら出社しています。

・あー、いなくなるんだ

・本当にそれで食っていく気なのか……

・これまで研修とかで金かけてきたのに……

・何考えてんだこいつ

・引継ぎはちゃんとやっていけよ

この空気を感じるのが嫌で、しばらく会社を辞める勇気が出なかったくらいです。ただ、退職が遅れたおかげで、副収入が支出を超えた良いタイミングで会社を辞めることができたわけですが。

■人の目を気にしすぎる自分がいる

冒頭にも書いたとおり、ここで自覚するのは、人の目を気にしすぎている自分がいることです。

会社を辞めたら、関係の続く人とは、今後も飲みに行ったりするでしょうし、どうでも良い人とは、今後会うこともない、ただそれだけなので、割り切るしかないのに、それでも気になったりします。

自分のマイナス部分を自覚するというのは、案外重要なことだと思いますが、意外にも、自分が周りの目を気にして、いかに本音を語ってこなかったかを思い知らされて、少し凹みました。

人の目を気にしないようにするために必要なのは自己開示力です。鎧を被った状態では、どうしても人の目は気になります。

自分が心を開かずに、相手が心を開くことはないからです。自分が心を開くということは、相手に興味を持つことです。

自分の場合、理想と現実のギャップに悩みながら、方向性を模索していたのですが、一方で会社の人に興味をなくしていったことがあるので、それを引きずってしまったと思います。

最近は猫かぶることに限界を感じて、いろいろプライベートのことを話すようにはしましたが、これがもっと早かったら良かったなと思います。(もちろん、ブログのこととかは言ってません)

■理解者もいる

なかには、独立することに対して理解を示そうとしてくれている人もいます。数は少ないですが。

独立してから何をするかについて、聞いてくれる人がいます。副業で既に収益を得ているので、リアルに本当のことは言えませんが、独立してから新しく始めることなんかを言ったりします。

前時代的な知識と思考、価値観が強く根付いている業界なので、独立すると言っても理解してくれる人はほとんどいません。

どうしても合わないと思えば、もう会社を去るわけだから、切り捨てれば良いし、理解を示す人を受け入れれば良いだけです。

どちらにしろ、割り切るしかないですね。精神的に負担の多い時期ですが、やること多いし。

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