2014年の年末にこのブログを始めて、最初は記事のキーワード選定やタイトルの付け方に四苦八苦したのもあり、なかなか更新は進みませんでしたが、
2015年の2月くらいから記事タイトルの付け方やキーワード選定とかに慣れてきたので、更新頻度も上がってきました。
これまでの実績でいくと、副業ブロガーとはいえ1000~2500文字の記事で月間60記事程度なので、おそらくもっと書かれている方も多いと思いますが……。
とはいっても、一応8月まではこのペースを保ってきてアクセスも順調に伸び続けているので、現時点で、僕がブログを書き続けてきた秘訣について、シェアしていきたいと思います。
この記事の内容
■成功したことばかり書かない
僕のダイエット日記を見ると、半年くらい全然効果が出てなかったにも関わらず、懲りずに週一ペースで更新しています。
このダイエット日記は極端な例ですが、ブログの書くネタとして、本を読んだりセミナーに行って実践したことで、自分がうまくいったこと、成功できたことだけをシェアしたいと思ったりしがちだったりします。
「自分はまだこんなレベルなんだから、このテーマの記事はまだ書けない」と思ってしまう感じ。僕のような全方位的なブログを書いている人なんかは特にこれがマインドブロックになりやすい。
本を出版するのであれば、自分の成功体験をまとめていく必要がありますが、ブログは自分の成長過程、つまりリアルタイムに自分を発信していくことで良いと思います。
「この本で書いてあったことのうち、僕はこの部分ができていないと思った」
「セミナーであの先生が言っていたことを実践しようとしていたけど、できなかった」
「今月〇kg痩せる、〇冊本を読むという目標を立てたけど達成できなかった」
「仕事がうまく進まずに怒られてしまった」
「イライラが爆発してダンナと思いっきりケンカしてしまった」
「失恋した」
などなど、達成できなかったこと、失敗したこと、だめだったこと、反省点なんかも全部ひっくるめて自己開示する感じで良いと思います。(他人のプライバシーを守る範囲であれば)
技術的なことをいえば、後々自分が成長して、「前はこんなだったけど、最近できるようになった」「前はこう思っていたけど、最近はこういう考えもできるようになった」という記事を書くときに、過去の記事をリンクして、自分の歩んできた過程をシェアしていく、というのも良いと思います。
■似たような記事が増えていることを恐れない
ブログの記事が増えてくると、どうしても似たような記事が増えてきます。これはブログタイトルを考えている時点ではなかなか気付かなくとも、実際に文章を書いていると、
「あれ、なんかこれ前に書いたあの記事と似ているなあ」
「気付いたら、なんかまとめ記事みたいになっちゃったなあ」
みたいなことになっちゃうことがあります。こういう場合、正直新鮮さを感じず、書いている本人はどこか不満を覚えてしまうんですが、それでも敢えて筆を止めずに最後まで書いて、更新してしまうようにしています。
実は同じ著者の本を例に挙げると、どこか似たような内容になっているにも関わらず、両方ベストセラーになることがあります。
どうしてそういうことが起きるかというと、切り口が違うんです。切り口が違うということは、対象としている読者が違う、読者から見たら違う内容になっているということです。
自分の頭の中で考えて、「あー、前書いた記事に似ている」と思っても、読む側にとっては全然違う記事になっていたりすると思います。
なので、似ていそうな記事であれば、関連記事としてリンク付けしたりして、とりあえず書いちゃって更新してみることをお勧めします。公開しないことには読者の印象もつかめないので。
■「みんな知っているよなあ」という不安を捨てる
僕のブログは、ちょっとしたお役立ち情報も多かったりします。簡単に言うと、「知らないと損する~」的な話です。
金融や投資の知識の一部分なんかをシェアしたり、便利な家計簿アプリをシェアしたり、wordpressのプラグインをシェアしたり……、結構多くのお役立ち情報を書いたつもりです。
しかし、この手の記事を書くときにもマインドブロックは発生します。「こんなのみんな知っているよなあ」という不安が襲ったりするのです。
例えば、積立投資の一般的な知識として、ドルコスト平均法という言葉があります。これなんかは、投資にあまり関心を示していない層は知らない人が多いかもしれませんが、自分のように既に投資に着手している層であれば、ほとんどの人は知っているであろう、そういう基本的な知識です。
保険に関する記事なんかもそうですね。自分にとって必要かどうか考えて加入の判断した人には、かなり初歩的な知識だと思います。
そういう記事を書こうとする場合、「そんなの知っているよ~」と言われそうで怖くなることがあります。でも、その不安を取り払って書いちゃうんです。
だって、「そんなの知っているよ~」と馬鹿にしてくる読者を対象にしていないと思います。そんな知ったかぶりを相手にしたくないですよね。
投資であれば、「投資に興味があるけど、どうしたら良いかわからない」という人が対象ではないでしょうか。ブログであれば、「ブログで収入得ている人いるけど、どうやって稼いでいるの?」という人。
今はグーグルアドセンスの広告を貼り付けていますが、僕は1年前までアドセンスという言葉すら知りませんでした。
自分が初心者だったことを思い出すと、今では当たり前の知識でも、以前はそうではなかったことに気付くと思います。
自分の知識が、1年前にも知識かどうか、これを考えるだけで、このような不安は除去できると思います。
■興味のあること、思いついたことは何でも書く
具体的には、ネタの探し方のところで書くつもりですが、全方位的なブログを書く場合は、興味のあることは何でもかんでも書いていきましょう。
日常の生活で嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、イラっとしたこと、何かしら感情の変化があった時は、ネタが発生しやすくなります。
思いついたら、その場でメモしましょう。時間に余裕があれば記事のキーワードやタイトルまで考えちゃうのが良いですが、余裕がない場合は後回しで構いません。
でも、興味のないこと、知らないことは書かないように。全方位的なライフブログを書く場合も、自分が何者か見失わないように書かないと、モチベーションが下がるし、読者も見抜いてしまいます。
■「意地でも1日〇記事書くぞ」と決める
これは、実はなかなか守れていないのですが、1日何記事書くか、目安を決めることはかなり大事です。
僕のように月間60記事であれば、1日2記事、さらに90記事書きたいなら、1日3記事書くことになります。会社員であれば、平日は1記事、土日は6記事という感じでも良いと思います。
書くと決めたら、どこにでも書くのです。出張中の新幹線の中だろうが、会社の近くのカフェだろうが。案外そういう場所の方が集中できます。
なかには、山手線や地下鉄でパソコンで何かしている人を見たことがありますが、さすがにそれは真似できません。そういう時は読書の時間に充てたりして書評のネタを増やしていくと良いと思います。
■ブログを通じて何をしたいか明確にする
「これまで書いてきたことは全部忘れて良いから、これだけは守ってほしい」と言うならば、この部分ではないでしょうか。
そもそもブログを通じて何をしたいか、将来の方向性を明確にしていくのです。結局、モチベーションの維持の秘訣は願望の明確化にあると思います。
願望がはっきりしていれば、しているほどモチベーションが維持できます。ブログを書かざるを得なくなります。
自分の願望によっては、取るべき行動も変わってきます。アドセンスで稼ぐよりも、サイトアフィリの方が向いている人もいるでしょうし。
即金性を求めたいのであれば、アフィリよりも物販の方が向いていたりもします。選択は、その人の願望次第だったりします。
願望がはっきりしないと、実は向いていないことをやっちゃったりします。本当はやりたくないことをしているのに、モチベーションが上がるわけありませんよね。
自分の場合は、ブログでの収入を基盤としつつ、「ブログで出版までのブランディングを図っていきたい→収入が安定したら退職→出版、メルマガ、セミナーやコンサルとビジネスの多角化→自由でやりたいことをできる人生」という絵を描いています。
モチベーションを維持するために、アファメーションや本を読んだりセミナーに行くのも、とても大事と思いますが、何といっても願望の明確化と目標設定が一番重要なのは、間違いなさそうです。
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この記事では、上に書いた「興味のあること、思いついたことは何でも書く」という部分を掘り下げて書いています。
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