マイカーを買うか。いや、レンタカーかカーシェアリングで充分かな……。マイカーを買うべきか否か、これは大きく悩むところです。
東京都内でマイカーを持つ必要はないですが、地方都市では必須だったり。住む場所によって判断が違ってきます。ましてや転勤族で東京と地方を行き来するような人は悩ましいでしょう。
今回、マイカーにするか、レンタカーでいいか、それともカーシェアリングか。その判断基準について、思うところを書いていきたいと思います。
この記事の内容
■マイカー
マイカーを必要とする人は、地方都市に住んでいる人に限定されます。東京都内など、公共交通機関が発達しているようなところでマイカーを買ってしまうと家計が苦しくなります。東京では駐車場なんかも高いですし。
逆に地方に住んでいる人は、1時間に1回あるかないかのバスや電車に頼るわけにはいかないでしょうから、マイカーは必須になります。レンタカーやカーシェアリングでは耐えられないでしょう。
地方では一家に一台ではなく、一人一台所有している家庭も多いです。自分の両親が一家に一台だったので、そう思うのかもしれませんが、果たして一家に何台も車が必要かは考えたいところです。
一家に一台所有したら、あとはレンタカーやカーシェアリングで充分ではないか、よく検討する必要があります。
【関聯記事】車の2台持ちは本当に必要なのか?他に方法はないのか?
転勤族の人であれば、カーリースで充分かどうかも検討です。東京に転勤が決まったら手放すようにすれば、余計な維持費もかかりません。
マイカーは基本的に中古を買うのが良いかと思います。軽自動車でも新車は高いですし、新車を買ってしまうと、ずっと乗らないといけないような気になってしまいます。
しかし、何といっても一番いいのは、タダでもらえることです。転勤や転職で車を手放す人に車を譲ってもらったなんて話は、職場内でよく聞きます。
また、自分の一台目の車は、会社の先輩からディーラーを紹介してもらって買った三菱のレグナムですが、当時7年もので60,000kmという状態で38万円という破格の値段でした。
そのディーラーさんは代車としてレグナムを持っていたそうなのですが、いらなくなったので誰か買って欲しいという話でした。
こういうチャンスに巡り合うことは、そんなに珍しいことではありません。それまで慌てずに待つというのも賢い買い物かと思います。
車を買ってしまったけれども、週末ドライバーになってしまった人は、Anycaという個人間カーシェアリングサービスの利用で、維持費を賄うことも検討したいですね。
【関聯記事】週末ドライバーは人に車を貸して維持費をゼロにしよう|個人間カーシェアサービスの利用
■レンタカー
都会に住んでいる人は、どう考えてもレンタカーで充分です。とは言っても、僕も東京に住んでいたとき、上述のレグナムを保有していました。しかし、これは社員寮に住んでいて駐車場がタダだったからです。
ただ、東京では本当に車に乗る機会は少ない。僕は結構ドライブとか好きな方だったのですが、それでも東京にいた頃は年間1,500kmくらいしか走っていません。
これぐらいしか走らないのに、車を保有するのは本来であれば避けたいところです。駐車場代が地方のアパートの家賃くらいの値段しますし、全然走らないのに維持費だけ垂れ流し状態です。これだからマイカーは負債と言われるんです。
レンタカーの比較予約サイトなんかもあるので、活用してみると良いと思います。
全国のレンタカー最安値比較なら「レンナビ」
■カーシェアリング
そもそもレンタカーで充分という人は、マイカーを買おうかどうかは迷わないと思います。
悩ましいのは、車はなくても良いけれど、あった方が遥かに生活が楽になる場合。郊外に住んでいたりすると、そんなケースもあるのではないでしょうか?
こういうレンタカー以上マイカー未満の役割を果たすのがカーシェアリングです。
【関聯記事】車を買う前にカーシェアリングを利用することを考えよう
月額の会員費は発生しますが、レンタカーより安価に車を利用できるので、車に乗る機会が比較的多いけれども、マイカーを買うほどでない人向きのサービスです。
マイカーを持つかどうかギリギリまで悩んでいる人は、まずはカーシェアリングを実験的に利用してみてはどうでしょうか?(月会費は初年度無料になったりもしますし)
地方在住で、一家に2台目の車を保有しようか考えている人も、カーシェアリングを検討したいところです。