自分は一応会社員(もう1~2年したら会社員ではなくなると思いますが)ですが、その傍ら、本を書いたり、そのネタでマスコミの取材を受けたり、こうして全然別のスタイルでブログを書いたりしています。
本来であれば多くの企業で掲げている就業規則の副業禁止に引っかかるかどうか微妙なラインなのですが、自分の好きなことで稼ぐために、そんなことは言ってられません。
個人的には、多くの企業で掲げている副業禁止は、かなり歪んだ制度と思われます。企業は、社員のプライベートな部分まで土足で踏み込む権利はないからです。
良いじゃないですか。社員が給料以外でどんどん稼いだって。素晴らしいじゃないですか。
というのが、自分の副業に関する基本的なスタンスなんですが、そうは言っても、やはりやるべき副業と、やってはいけない、やらない方が良い副業というのもあると思います。今回はその点について、思うところを書いていきたいと思います。
※ちなみに、金融商品の投資や不動産投資は言うまでもなく副業に該当しないので、今回は投資の話は除外します。
■やるべき副業
前書きの文章だと、いかにも自分は副業を推奨する主義と思われるかもしれませんが、実は個人的にはやっても良い副業というのは、以下に限定されると思っています。
(1)自分のやりたいこと、稼ぎたいことが会社の業務と別のところにある場合
(2)趣味や自分の強みが発展して、それが収入に至る場合(講演とか本の出版をイメージするとわかりやすいと思います)
ちなみに、自分は上の2点の両方に該当します。
特に、「自分のやりたいこと、稼ぎたいことが会社の業務と別のところにある場合」は当然将来退職して独立を視野に入れるでしょうから、当然お金の勉強も必須になってきます。
ある程度の資産を築きながら、収入が支出を超えることを目指して副業に励んでいくのが理想です。
【参考記事】会社を辞めるために必要な貯金額は?収入は?組織から抜けたい方へ
将来退職して独立!という野心を抱くまでには至らなくても、趣味や自分の強みが派生して、それが収入に至ることもあります。
これもやるべき副業の1つです。自己完結してしまう消費する趣味より、周囲の役に立てる生産性のある趣味の方が何倍も楽しいからです。
結局これがきっかけで、独立するケースもよく聞きますし、理想的な独立へのステップだと思います。
■やってはいけない副業
やった方がいい副業は、どちらかというと長期的な視点に立った場合、今後の自分の人生を幸福にする選択です。副業はお金を稼ぐ手段ではなく、好きなことで稼ぐための手段と考えているためと思っています。
一方で、やってはいけない副業は、自分の好きなことでない場合で稼ぐ場合です。会社の給料だけではお金が足りないから、別の仕事も持っておく、というのが典型的な例でしょう。
マイナンバー制度の施行で、キャバクラ嬢が副業ばれるのを恐れているなんていう記事を最近いくつか見かけますが、長期的な視点に立ってキャバ嬢が自分にとって大切なスキルアップの手段だと思うなら続けるべきだし、単なる小遣い稼ぎとして考えるなら辞めた方がいい。
キャバクラやホストに限らず、家庭教師のバイトと兼業している人も結構見かけますが、これも自分の成長に繋がらないと考えているのであれば辞めた方がいい。
理由は、こういう副業は本業以外のストレスのもとになってしまう可能性があるからです。ストレスを抱えてまで副業するのは、本末転倒です。精神的なリスクが多すぎる。
ストレスを抱えて小遣い稼ぎのために副業するくらいなら、会社の仕事でスキルアップするために、資格を取ってみたり、技術的知見を深めたりといった自己啓発に励む方が、将来的に稼げる人になれるでしょう。
別記事で副業の一手段として自己アフィリを紹介したことがありますが、これも永久に稼ぐことはできない、一種の小遣い稼ぎです。
ただ、やりたいビジネスが明確な人にとっては、そのための軍資金稼ぎとしては有効な手段として紹介した感じです。
軍資金集めであれば、どこかに働きに行くのではなく、自宅内でできることから手を出してみると良いと思います。たぶんその方が楽しいと思うし、趣味に発展しやすいので。
■関連記事
【関連記事】副業になる趣味とは何なのか?好きなことで稼ぐために
そもそも副業になるような趣味とは何なのか、自分の例をもとに思うところを書いてみました。
【関連記事】会社に副業がばれたらどうなる?自分の経験談を話します
以前、本を出版した時にテレビに出て怒られたことがあります。その時の体験談をお話します。
今回記事で書いたように、長期的に見て、あまりやらない方が良い副業はあると思いますが、基本的には副業はどんどんやって、早期リタイアするか、自分の道を極めた方が良いと思います。
自分も、自分の道を極めることを目指しています。良かったら併せてご覧ください。