仕事がうまく進まない、最近怒られてばかりだ、最近仕事でこれといった成果を出していない……
そんな状態がずっと続くと、「おれって、なんの取り柄もないのかなあ」なんて思ったりすることがあります。
そのうち、自分には何の価値があるんだろうか、と朝から晩まで落ち込むようになってきて、そのうち会社に行くのが苦痛になる……
自分も経験したことありますが、とてつもなく精神的に苦痛ですよね。ため息付く気力がぎりぎりあるぐらいで、本当に他のどんなこともやる気がなくなってしまう。
でも、取り柄がないと思い込んでいるから転職とか独立とかも考えることができず、悶々とした気持ちで働き続けなければいけない(と思い込む)。
もし本当に何も取り柄がないようでしたら、このように進むも地獄、退くも地獄ですが、本当にそうなのでしょうか?
少なくとも、何の取り柄もないという人に出会ったことはありません。逆に何をやるにしても完璧という人にも出会ったことありません。
自信喪失で、自分の取り柄を検出できていないのではないかと思います。
今回は、何の取り柄もないという心理を外して、自分の取り柄を認識する方法について、思うところを書いていきたいと思います。
この記事の内容
■何も取り柄がない人なんていない。自分の強みや資質を知る
自分の取り柄を知るということは、言い換えれば自分の強みとか資質を知るということです。
ということで、自分の強みや資質を知る方法について、何点かシェアしたいと思います。
セルフイメージを上げる重要な方法の1つとされていますから、やってみる価値は非常に高いと思います。
■ストレングスファインダー
自分の強みや資質を診断する方法として有名なのが、このストレングスファインダーです。
以下の本を新品で買って、付属で付いているコードをストレングスファインダーのHPに入力して診断を始めます。中古を買ってしまうと、この診断ができないので注意してください。
まあ、新品を買う価値はあると思います。
■選択理論の5つの基本的欲求
アチーブメント㈱の各講座の基礎となっている心理学として有名な選択理論心理学。
この選択理論心理学の用語の1つに5つの基本的欲求というものがあります。
これは自分たちの行動を駆り立てる、生まれながらにして持っている欲求です。
・生存の欲求
・愛・所属の欲求
・力の欲求
・自由の欲求
・楽しみの欲求
自分の願望の土台になっているものというとわかりやすいかもしれません。
→診断するには「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール はじめての選択理論」という本に記載されているチェックシートを使うと良いと思います。
■自己肯定リスト100
これは、「フリーランスのための一生仕事に困らない本」という書籍で紹介されていたことです。
とにかく自分の強みを徹底的に書き出します。
独立して事業を行うには、自分の強みとか資質を正確に把握しておく必要があるからです。
自分の強みを2つか3つ掛け合わせて事業すると、とても個性の強い自分にしかできない仕事ができるようになるみたいです。
これも別記事で紹介していきたいと思います。
夢リストをまだ書いていない人は、これを踏まえて夢リストを書いても良いかもしれません。
■過去を思い出すと自分にも取り柄があることがわかる
自分の強みとか利点とかをなかなか思い出せないのであれば、
仕事が休みの日(フリーランスは無理やり休みの日を作る)に、
部屋かビジネスホテルにこもって、スマホの電源を切って、集中して自分の過去を思い出し、
何か成し遂げたことや楽しかった思い出、昔好きだったことをとことん思い出すのだそうです。
上の自己肯定リストがなかなか書けないときなんかは、やってみると良いかもしれませんね。
ちなみに、これも参考文献があり、以下の本に2~3ページほど書かれていました。
200~300ページほどのビジネス書でも、1ページでも実践するのは大事なことですね。
【関連記事】スマホも電気も消して過去の記憶を思い出すだけの1日を体験した
■まとめ~絶対何かしら取り柄はあると思う~
自分の取り柄を知る=自分の強みや資質を把握する
・ストレングスファインダー
・自分の願望の根底にある欲求を知る
・自己肯定リストを書く
・過去を思い出す