悪くもないのにすぐに”ごめんなさい”と言うのはなぜ逆効果なのか?

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すぐにごめんなさい

何か事あるごとに、「すいません」「ごめんなさい」と言ってしまうのが癖になっている人がいます。

実は、僕なんかがその類です。

別に悪いことしたわけではないのに、「すいません~」とか、「ごめんなさい~」とか言ってしまうんです。

本当は「お願いします」とか、「ちょっと良いですか」みたいなニュアンスの会話でも、

 

「ごめんなさい」「すいません」を言ってしまう。

 

このように、すぐにごめんなさいと言う行為ですが、実はあまりメリットはなく、むしろデメリットの方が多いみたいです。

たしかに、何か悪いことしたり、仕事でミスしてしまったりした時は、素直に「ごめんなさい」と言うことが大事だと思いますが、

別に悪いことしていないのに、「ごめんなさい」と言ってしまうのはどうなんだろう、という気がします。

ということで、今回はすぐにごめんなさいと言ってしまう弊害について思うところを書いてみたいと思います。

■セルフイメージを下げる

すぐにごめんなさいという口癖が定着しちゃうと、経験上セルフイメージを下げてしまう気がします。

なんか、とりあえず謝っておけば、その場はどうにかなるか

みたいな一種の妥協が会話として定着してしまっているような。

一方で一見優しい人のような印象、ああ、この人悪い人ではなさそうだなという第一印象も持ちますが、

どこか「私を怒らないで」「責めないで」「不快にならないで」という心理が働いているような気がします。

自分の言動に自信がないのかな、なんて思ってしまいます。

これは無意識に、自分でも感じ取ってしまっているのではないのでしょうか。

ちなみに自分がそうです。

言葉は自分に跳ね返ってくるとか、脳にインプットされるとか言われますから、

過度のすいません、ごめんなさいはセルフイメージを下げてしまいます。

会議や打合わせの場で「あ、すいません、1つ言い忘れた」

なんてことを言うならともかく、

「すいません、資料焼いておきました」

 

「すいません、これ間違ってます」

と何でもかんでもごめんなさいを言ってしまう癖のある場合は、要注意です。

ごめんなさい、すいませんを言う場合は、意識して使ったほうが良さそうですね。

言うまでもなく、セルフイメージの低下はかなり恐ろしいので。

■責任を持ちたくない

よく言われるところかもしれないですが、ごめんなさい、すいませんが口癖になっていると、

どこか責任を持ちたくないという心理が働いている証拠と言われます。

その場その場でごまかそうみたいな心理といえば、わかりやすいかもしれないですね。

ひどい言い方すると、「ずるい」という感じかもしれないです。

何か仕事を依頼して、

「すいません、わかりました」

みたいなことを言う人は、要注意かもしれません。自信を相当失っている可能性があります。

■ではどうすれば良いか?

〇ごめんなさい、すいませんを意識して使う

上にも書きましたが、無意識にごめんなさい、すいませんを言うのは辞めて、

謝罪すべき言動と、そうでない言動にメリハリを付けた方が良いと思います。

セルフイメージを下げてしまっては損ですからね。

良い人キャラから脱却するためにも、これは有効ではないかと思います。

〇すいません→ありがとうに変換できないか

逆にセルフイメージを上げる言葉として有名なのが、感謝の言葉です。

今までごめんなさいと言っていたことを、ありがとうに変換できる場面はなかったでしょうか?

個人的には、結構こういう場面があります。

「明日の資料焼いといたから、見といてね」

 

「はい、すいません」

みたいな。こういうこと、結構ないですか?

これ、ありがとうに変換できるところですよね。

人間関係を良好にするのは過度の謝罪ではなくて感謝だと思います。

思い当たる節があれば、ありがとうを言う場面が減っているかもしれません。

意識して感謝の言葉を出してみると、生活に変化が起きそうですね。

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■まとめ

ごめんなさいを多用する人は、基本的に悪い人はいませんが、

良い人からどうでも良い人に変わってしまうことがあります。

日頃感謝しているか、過度にすいませんと言っていないか、これをチェックするだけで、人間関係が少しずつ変わったりとかするかもしれません。

て、自分もこの傾向あるので、これからも言動に気をつけていきたいと思います^^

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