人生を滅ぼす無駄な習慣と今すぐ始めたい成功習慣を5つ

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2015-12-23 10.06.05

「好きなことだけして生きていけ」(千田琢哉著、PHP)という本の後半部分には、今すぐやめたい無駄な習慣と、今すぐ始めたい成功習慣について書かれています。

好きなことで生きていくと言っても、やはり行動に移して行動していかないといけませんからね。

この本の前半部分の感想は既に別記事で書いていますが、今回は後半部分に書いてある、習慣について印象的なところをシェアしていきたいと思います。

■今すぐやめたい無駄な習慣

〇“補欠の先輩”になったら、潔く去る

どういうことかというと、最前線の場で仕事する場にいられているかどうか、ということです。

何となく担当から徐々に外されてきているような感じ、自分に仕事が回ってきていないような感じというのを察知でできる瞬間、周囲からお荷物扱いされている状態というと、わかりやすいかもしれません。

もちろん同性からも異性からも、先輩からも後輩からも煙たがれるのは目に見えていますし、何といっても自分が一番辛い状態です。

気を使って、自分にはあまり厳しい言葉を投げかけてこないけれども、自分のいない場では悪口や愚痴を言われているのが目に見えてしまっていることもあります。

この場合は潔く転勤、転籍、転職、独立、社内ベンチャーを検討すべきとのことです。

これは間違いないでしょうね。こういう環境にずっといても、経験上、最悪の精神状態が続くだけですから。

〇人生最悪の失敗は、嫌いなことで成功すること

成功=幸せと考える人も多いかも知れないですが、著者が言うには、成功してどんどん不幸になっていくような人もいるとのことです。

どういうことかというと、嫌いなことで成功してしまった体験を積み重ねてしまうことだそうです。

好きか嫌いか、ということを考えることなく、「試験に合格してやる」「出世してやる」と、周囲の目を気にして、他人と比較して勝ち上がってしまう状態です。

うむ、かつての自分はまさにこんな状態でした。会社に対する忠誠心とか、仕事のやりがいとか、そういうのは皆無で、20代はとにかく野心だけで生きてきた気がします。

で、結果として疲れてしまって、精神的におかしくなりました。

さらに振り返れば、僕は大学に行っているので、受験勉強を経験しているのですが、受験勉強なんてまさにこんな状態です。とにかく合格さえすれば勝ち。そう思っていたので、大学に入ってからは力尽きてしまいました。

これは、もう成功という名の大失敗ですね。自分の人生と照らし合わせても、これは本当によくわかります。これは確実に精神が破壊します。

■今すぐはじめたい成功習慣

〇ご縁を大切にしながら、一人でがんばる人に奇跡が起こる

だいたい想像が付く通り、やたらとパーティーで名刺交換しまくったり、婚活イベントに何回も出席するようなことではないです。

今までのご縁を大切にしながらも、孤独に頑張る人と、うじゃうじゃ群がるだけの人、これは著者の言うように、似ているようで、全然接点がないですね。

運命のご縁を作るには、やはり自分を磨いていくしかないとのこと。著者の言うように、白雪姫もシンデレラも、言われてみれば孤独でしたね。

自分としてはどうか?僕は結婚相手以外は、大切なご縁は見つけられたと思っているので、これ以上ご縁を作る気はないです。

その代わり、孤独な時間を大切にしたいし、そういう時間を一気に増やしていきたいです。

〇静と動で、人生のバランスを取る

著者が書いてあることを解釈すると、思考と行動のバランスということでしょうか。これも非常によくわかります。

インプットとアウトプットのバランスで悩むことも多いですが、これもよく悩みます。考える時間と、体を動かす時間。

このバランスを考慮して、どちらも足りないと感じる人。もし副業で独立を睨んでいるのであれば、そろそろ良いタイミングかもしれませんね。

〇先祖に感謝する

ちょっとキャプションが正直わかりづらいと思ったのですが、端的に言うと、両親に感謝するということです。

両親に感謝していない人は、会社や仲間に感謝することも不可能とのこと。

たしかに、金持ちか貧乏かに関わらず、両親に感謝している人で不幸な人を見たことがないですね。

以下の文章、重要だと思うので、原文そのまま抜粋とします。

先祖に感謝できない人は、師匠にもお客様にも感謝できない人だ。身近な人に感謝できる人が、すべての人に感謝できる人なのだ。

■関連記事について

〇似たタイトルの本

【関連記事】ストレスを我慢して仕事続けるか?好きなことだけして生きていくか?

本記事で紹介した本のタイトル「好きなことだけして生きていけ」と、非常に似たタイトルの本に、心屋仁之助さんが書いた『「好きなこと」だけして生きていく』の書評です。

「く」と「け」の違いしかありませんが、全然切り口の違う本です。

〇同じ著者の本

【関連記事】なぜ群れない人は成功すると言われるのか?一匹狼はチャンスかも?

これは同じ千田さんの「友だちをつくるな」という本の書評です。

〇「好きなことだけして生きていけ」前半部分の感想

【関連記事】今の会社の仕事は好きですか?嫌いですか?大嫌いですか?

当記事で感想を書いた部分は、後半部分です。前半部分の感想については、別記事で書いています。

以上、似たタイトルの本の感想、同じ著者の本の感想、同じ本の違うページの感想について紹介しました。

良かったら併せてご覧ください。

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