会社に副業がばれたらどうなる?自分の経験談を話します

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副業2

会社の多くは「副業禁止」という、多くの収入源を確保したい人だったり、いずれ独立を考えている人にとっては嫌な就業規則があります。ここ数年はだいぶ副業禁止を取り下げる企業も増えてきましたが、それでも禁止にしている企業は数多くあります。

自分の会社も副業禁止を掲げている企業の1つです。もちろん経営側の立場であれば社員に専念してほしいと思うのは当然だと思うし、仕事そっちのけで業務時間中に副業したり、副業疲れで体を壊してしまっては本末転倒だと思います。

しかし、プライベートの時間、本を書いたり、アフィリエイトをしたりせどりをしたり、趣味がマスコミに注目されて取材されてギャラをもらったり、仕事に影響さえなければ別に問題ないと思っています。プライベートの時間まで、社員を拘束する資格は会社にはありません。

プライベートの時間まで拘束する就業規則に何の意味があるのかまったく理解不能です。

理不尽な就業規則と思いますが、泣く泣く多くの人はこっそりと副業しているのが現状です。しかし、それでも誰が見張っているのか、ばれてしまうこともあります。確定申告でばれてしまうこともあるし、インターネットビジネスをしている人であれば、ブログやホームページから副業がばれることもあります。

そして何を書くそう、自分も会社に副業がばれた人の1人です。そして、今でも懲りずにこうしてブログを書いたりしています。今回はそのばれた時の体験談を話そうと思います。

〇夢にまで見た出版の話

最初の副業は本の出版でした。

子供の時から、新聞の広告の裏の真っ白い余白の部分を使って短編小説を書いていたりしていた自分は、いつか本を出すことが夢でした。しかも、コストのかかる自費出版ではなくて商業出版の方です。

大人になって東京で働きながら、「まあ、難しいだろうな」と思って、とある企画書をダメもとで送りました。そしたら企画が通って見事出版されることになったんですね。

前から夢見ていたことで、しかも印税が手に入るわけですから、もう嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。もう無我夢中で原稿を書きました。そして本が出来上がって出版社から献本された時は、何日も枕元に置いていました。

そして無事に出版が果たされ、初版で終わったもののボーナスを上回るほどの印税を手にすることができました。

〇本名で出版してしまった

ここで出版の際にペンネームを使ったのかどうか、という点ですが、何を思ったか自分は本名で出版しました。嬉しくて仕方なかったので、本当はやらない方が良いですが、会社にも言いふらしてしまいました。

このブログはとりあえず匿名で書いているように、今だったら絶対にペンネームを使っていたところでしたが、なぜか当時はペンネームを使うことに抵抗があったのです。

また、出版は副業にはならないだろうと思っていました。印税は不労所得(権利収入)の一種です。不労所得は労働せずに得たお金。だから副業ではない、そう解釈していたのです。

どうやらこの理屈は通るかどうか微妙な線らしく、本来であれば会社の人事部とかに相談しないといけなかったみたいですが、そうしなくても特にお咎めはありませんでした。

職場の周りの人は皆本を出したのは知っていたので、会社も就業規則違反を指摘しようと思えばできたはずです。それなのに、なぜか何の処分もありませんでした。

それには、印税がそこまで大きな額ではなかったこと、趣味の延長なのか、それとも上に書いたように不労所得だから会社は何も言えなかった、もしくは見逃してくれたかもしれませんが、意外と何も言われないもんなんだなあ、というのが実感です。

もちろん会社によっては違ってきますし、本がベストセラーになっていれば会社をクビになっていたかもしれませんので、一概には言えないところです。

〇テレビ出演したら上司に呼ばれる

本を出版すると、嬉しいことにメディアの取材や講演のオファーも出てきて、本を宣伝する機会が増えるどころか、印税以外の副収入を得たりすることができます。

本を出してテレビ出演なんて、これまた子供の時から夢見てきたことなので、あまりに嬉しいのと、本の宣伝になればと思い、ノーギャラでも取材のオファーは全部引き受けていたのですが、

なぜかそれで上司に呼ばれて「お前、金もらってないよな」と言われてしまいました。印税をもらってしばらく経ってからなので「え、今さら!?」と思いましたが、

「人事部とかに確認しておいた方がいい」ということです。どうやら「就業規則に引っかかるかどうか俺はわからないし、責任取れないから」と心配して言ってくれていたようです。

怒っているのではなく、心配して言っているのですから、上司の言動はむしろ良心的と言って良いものでした。その後、特に処分はありませんでした。

〇副業の定義は意外と不明確

この自分の体験談を通して思ったのは、副業を禁止している会社の多くは、そもそも副業の定義が不明確なのではないか、というところです。

皆さんの会社の就業規則を見ても、副業に該当するのはどの行為で、いくら貰ったらいけないのか、ということは明確に書かれていないと思います。

特にはっきりと白黒付けることができないのが、印税やアフィリエイトのような権利収入の場合です。これらは労働収入とは全然違う収入源で、働かずに得られる収入なので、企業としても判断が難しいのかもしれません。

それでも自分のケースのように、上司を心配させてしまうこともありますし、会社から「アウト!!」と宣告されれば面倒なことになりますから、収入が安定して会社を辞められそうになるまでは、会社に黙っておいた方が良さそうです。

理不尽な就業規則に従ってコソコソと行動するのは個人的に嫌なのですが、まあ仕方のないとこかなと思います。ちなみにこのブログ、会社にばれるか退職するタイミングで管理人の本名を公開する予定です。

〇関連記事

【関連記事】会社が副業禁止する非常にふざけた理由4つ|多くの企業は頭がおかしい!! 

多くの会社が副業禁止している理由について思うところを書いてみました。

副業禁止って一種のパワハラみたいなもんだと思うんですよね。良かったら併せてご覧ください。

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