離職率の低い定年まで働ける会社に勤めるのは本当に幸せなの?

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ブラック企業かどうかの1つの参考値とされている離職率。就職や転職する際の指標として参考とする値です。

やはり、一見すると就職する際、離職率の高い会社には入りたくないものです。でも、これは必ずしも正しいとは限りません。

だいたい想像が付くように、やはり転職するのが当たり前の業界もあるからです。

逆に言うと、定年まで働ける会社に勤めることが本当に正しい選択なのかどうか、これも正しいとは言えないことになります。

離職率が低いということは、社員が定着して働き続けているため、安心して伸び伸びと働けるイメージがありますが、決してそういうわけではないからです。

このご時世、離職率の低い会社が存在しているというのは、たしかにありがたいことかもしれませんが、だからといって、それで定年まで働いて、全員が幸せになれるとは到底限りません。

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■会社を辞められないだけかも

実は僕の会社も、他の業界と比べると離職率のかなり低い方ではないかと思います。早期退職するのは珍しいといっていいくらいです。

よく考えたら、会社の同期で離職したのは、なんとわずか13%です。入社して10年ぐらい経過しているのに……。

でも、だからといって、このデータが素晴らしいとは全然思いません。全員が心地よく働いているわけではないからです。

離職率の低い会社は、もともと転職や独立のモチベーションに対する意識が高くありません。

会社に働くことしか道がないように、ちょっと悪い言い方すると、会社から洗脳されているのです。

なので、会社の仕事に疑問を持って辞めたくなったら、もうおしまいです。嫌々働き続けてうつになるか、辞めて路頭に迷うかの2者択一になってしまいます。

実際に、離職率の低い会社でも、自殺は稀かもしれませんが、うつ病が蔓延していることは珍しくありません。

辞めたくても辞められない理由は、金融知識が乏しく、生活レベルも身の丈に合っていないためにお金がない場合、それに転職スキルがないような場合です。

周りに金融知識がある、情報源がしっかりしている人がどれくらいいるでしょうか?ほほとんどいないのではないかと思います。

■逃げ道がない

辞めたくても辞められないということは、逃げ道がないということです。

キャリアを積むということは、「別に会社辞めても大丈夫だ」という状態を作っていくことだと思っています。

何も職業スキルのことに留まりません。副業のスキルもありますし、金融知識や支出削減の意識も必要です。

そうやって、どんどん逃げ道を多く作っていくと不幸を回避できますが、離職率の低い会社は往々にして、逃げ道を作ろうという人が少ないです。

会社で働くことしか考えない、正直そういう人とだけ繋がっているのは窮屈で仕方ないです。

僕が投資しているのは、人的資本のリスクを金融資本でヘッジするためです。副業しているのは、好きなことで稼ぎたいという気持ちと同時に、会社からの逃げ道を作るためでもあります。

離職率の低い会社に勤めている人の大半は、こういった逃げ道が全然ない、目を覆うほど悲惨な状態であることが多いです。

■定年まで働くことを美徳としている

一部の業界の方からはびっくりされてしまうかもしれませんが、定年まで働くことを美徳とする文化というのは、今でも根強く残っているものです。

定年まであと何年あると思っているんでしょうか?現在35歳としても、あと半世紀働くことになるんですよ。考えるだけで気が遠くなりますよね。

あと半世紀働くなんて、そんな生き地獄な……、そう考える人は非常に多いと思うのですが、多くの会社は、これを美徳として考えているのです。

このザ・日本という感じの閉鎖的な文化、言うまでもなく非常に危険な思想ですよね。でも、これが離職率の低い会社の実態と言っても、おそらく言い過ぎではないでしょう。

もし、離職率の低い会社に入ってしまっている場合、こういう文化に洗脳されることなく、自分の進むべき道を見極めて、必要であれば思い切った行動を取れるようにしていきたいところです。

■関連記事

【関連記事】日本ではなぜ”会社の奴隷”という言葉が浸透しているのか?

会社の奴隷という言葉は、何もブラック企業と呼ばれる会社にだけ該当する単語ではありません。

本記事で書いたように、離職率の低い会社でも、まさに会社の奴隷状態になることがあります。

何も企業で働くことが悪いとは言いませんが、何かに依存してしまうのは、その時点で奴隷ということなんでしょうね。

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