会社を辞めることが夢になってないですか?退職して後悔したくない人へ

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退職して後悔

「早く会社を辞めて独立したい!!」

別記事で書いたように、会社員をやっている人で、会社員に向いている人は意外と少ないと思うので、このような気持ちになることはそんなに珍しいことではないと思います。

また、閉鎖的な企業社会では、誰もが人間関係を良好にする方法を知っているわけではないので、組織に属すということはストレスを抱えやすい環境をある程度受容することになります。

ストレスが強くなると、組織から飛び出したくなります。でないとネガティブな気持ちが先行してしまいます。

なので、各々働いている職場で、仕事や人間関係に何らかの疑問を持つと、「早く会社を辞めて独立したい」と思うようになります。これは自然な流れです。自分もそのような思いに駆られることは多いです。

でも、多くの経営者や個人事業主の人の話を聞くと、揃って言われるのが以下の言葉です。

「独立が目的で起業して、生き残った人は見たことがない」

ここ数年「個の時代」と言われていますし、上に書いたように本当は個人事業主に向いているのに会社員でいる人はかなり多いと思うので、独立を夢見る人はとても多いと思いますが、

独立を夢見て退職して生き残る人はほとんどいないみたいです。こう聞くと、退職へのモチベーションが一気に下がってしまいます゚(゚´Д`゚)゚

たしかに退職した時は組織の束縛から解放され、その時は快適かもしれないですが、やがて行き詰まり、収入がほとんどなくなって、前職よりも条件の悪い会社に再就職してしまった、なんて話はよく聞きます。

ストレスが強烈になるほど、思い切った行動を取りたくなりますが、思い切って会社を飛び出して、後悔する人のパターンはどういうのがあるのか、思うところを書いてみました。

■退職することが夢になっている

別記事とは矛盾するようなことを書いているかもしれませんが、組織の束縛から逃れたいという理由だけで会社を辞めても、周りから「何がしたいのかわからない人」と思われるようになります。

この「何がしたいのかわからない人」は結構周りにいて、いろんなセミナーに出て勉強したり、自分の夢をコミットしてみたりはするのですが、結局何がしたいのかわからない。

何がしたいのかわからない人に興味を持つ人は誰もいません。退職することが夢になってしまい、その後何をすべきか定まっていないのです。

人生の理念、ビジョンがはっきりしていないということになります。形而上が曖昧だと、どんな目標を立てても意味がない。目標達成に関する本の多くはそう書かれていると思います。

本来であれば、この理念とかビジョンをはっきりさせて目標を立てて実践していく流れになると思うのですが、できればこれは会社に勤めながら実践していくようにしたい。

個人事業主になると、自分自身、もしくは自分の生み出すコンテンツが収入源になります。お金を払ってくれるのは結局人になります。

不特定多数の人を相手に商売する小説家やアフィリエイターだと想像しにくい部分がありますが、不特定多数だろうが、結局お金を払うのは人になります。

顧客のニーズを見極めないと稼げない。自分は兼業だからまだましですが、これがわからずに稼げない思いをしました。

何がしたいかわからない人は、顧客のニーズをつかんでいないので、相手から見たら何考えているのかわからないのです。

相手のニーズをつかむために必要なのが、結局人生の理念とかビジョンになってきます。ここは時間の経過とともにブラッシュアップされていくことも多いですが、

少なくとも「自由になりたくて会社辞めました。よろしくお願いします」では誰もお金を払おうとしないし、そういう人には人を引き付けるオーラがない。

自分が会社を辞められない、というかまだ辞めない方が良いかなあと考えているのはこのためです。自分自身がもっと成長して、成果を出さないと危険かな、という思いがあるからです。

もともと自分も自由の欲求が強いので、束縛から逃れたい気持ちは強烈なのですが、せめて人を引き付けるコンテンツを確立させてから独立しようと考えています。

■数年の生活に耐えられるだけの貯金がない

作家やアフィリエイトなんかだと、手元に資金が少なくてもコンテンツを生み出せるのが魅力だと思いますが、だからといってほとんど貯金がない状態で退職するのは無謀すぎます。

できれば収入源を確立させてから独立するのが一番ですが、そうでなくとも、できればここ2~3年の生活費ぐらいは確保してから会社を辞めるようにしたい。

 

自己啓発書のなかには、「貯金よりも自己投資を優先させよう」とか、「若いうちは貯金なんてしなくて良い」なんて書いてある本も多いですが、基本的にはこの考えは反対はしないけど、リスクは大きいです。

会社を辞めれば時間がたっぷりできるので、執筆業だとコンテンツを多く生み出す時間を作れます。それゆえに思い切って辞めたくなることもありますが、

収入激減時のショックを吸収できるくらいの余剰資金は用意しておかないと、結局条件の悪い会社に再就職する羽目になってしまいます。できればそれは避けたいです。

自分の場合、総資産(有価証券、不動産含む)で、しかも独身を貫けばの話ですが、今会社を辞めたとしても10年以上は食べていける計算になるので、後は収入源を確立させれば独立できるかなと考えています。

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