ドラ泣きをもう一度|DVDの「stand by me ドラえもん」の感想

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E多くの人がそうだと思いますが、自分はDVDもCDもレンタルする方です。しかも映画館で見たものは、DVDでめったに再鑑賞しようとは思わないです。

ただ例外もあり、映画館で見て感動したので、DVDが発売されたら買った。何回も見る可能性が高いものは、たまに買ったりします(^^)

去年映画館で感動して泣いてしまった「stand by me ドラえもん」もそうです。映画館で見た時に、「これはDVDが出たら買おう」と思いました。もう1回ドラ泣きしたいんです。

Amazonで予約可能であることに気付くと即効で予約して1ヶ月以上経ったかな?ようやくDVDが届いたので、早速再鑑賞しました。

〇知っている話ばかりだけど泣いてしまう


どうやら去年は故藤子・F・不二雄(1934~1996)が生まれて80年だったらしく、それを記念して作られたようです。

それにしてもドラえもんは、本当にすごい漫画だと思います。泣いて笑って嬉しくなって悲しくもなる。映画版も含めてここまで人間の喜怒哀楽を詰め込んだ漫画もないだろうと思います。

漫画といえば手塚治虫(1928~1989)が一番だと思っているのですが、ドラえもんだけは手塚漫画も叶わないほどの大傑作だと思っています。つまり、自分の好きな漫画をいい加減なほど大雑把にランキングすると、

1位:ドラえもん

2位:手塚治虫の漫画全般

3位:その他漫画全般

という感じになります(←本当に適当www)。ドラえもんというと、誰もが知っていそうな名作がいくつかあるのですが、このstand by meドラえもんは、その中でも感動して泣いてしまう名作を中心にピックアップして再構成しています。(のび太の結婚前夜、さようならドラえもん、帰ってきたドラえもん等)

つまり、失礼な言い方すると知っている話を繋ぎ合わせただけなので、オチも全部わかってしまうんですが、それなのに涙なしでは見られない。

何回見ても良い気持ちになる。そして忘れた頃にまた見たくなる。そんな作品にはめったに出会えるものではないです。そう考えると、ドラえもんは本当にすごいなあと感じます。

〇しずかちゃんのパパの台詞は身に染みる


この映画は、のび太の結婚前夜も入っているのですが、この話と言えば、やはりしずかちゃんのパパのこの台詞ではないかと思います。

のび太くんを信じなさい。のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね。

子供の頃から記憶に焼き付いている名台詞です。すごいですね。こんな台詞がさらっと考え出せる藤子先生はやっぱりすごい。

人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる。何かにつまずいた時に、自分は自己中心的になりがちです。何か切羽詰まった状況の時に、結婚とか出産とか人の幸せや、東日本大震災の時のような悲劇に悲しんだり、そういう当たり前のことができなくなってしまう。

また、何か目標に向かって熱中している時も、周囲の状況が見えなくなることがあります。これは人生のビジョンを忘れかけている時で、ふと自分の夢は何だったか、何でこんなに仕事頑張っているのか、執筆活動を頑張っている時なのか、思い出さないといけない時かもしれません。

そんな時にこの台詞を思い出すと、ああ、なんか大事なことを忘れかけている、と思うことができるんですよね。アチーブメントの研修の言葉を借りると、パワーパートナーとは、「あなたが成功させたい人で、その人の成功や幸せが、あなたの成功や幸せとなる人」です。

しずかちゃんのパパの台詞は、この成功哲学で重要な原則を誰もが感動する方法で表現できているので、やっぱり偉大だと思います。

〇名作の宝箱、いつまでも保管しておきたい


唯一不満に感じたのは、「おばあちゃんの思い出」が入っていないことぐらいでしょうか。おそらく構成上難しかったのだと思いますが、ドラえもんは他にも感動できる話が多かった記憶があります。

それでもこのstand by meドラえもんは、名作の宝箱と言って良い映画で、誰でも共感してしまう名作が凝縮されていると感じます。何回でも見返したいと思っています。

他にも共感できる話は多いので、またこんな感じのドラえもん映画が2本、3本と出てくると良いなあと思いました(^^)

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