自己開示と愚痴を勘違いして言いたいことを我慢していませんか?

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よく「愚痴や批判は自分に跳ね返ってくるから言っちゃだめ」という言葉を聞きます。たしかに愚痴や批判ばかりの人は、どこか一緒にいて嫌になります。SNSでそういう投稿ばかりしている人を見るとブロックしたくなりますね。

でも、だからと言って、言いたいことを我慢していないでしょうか?「こんなこと言っちゃだめ」「こんなこと言ったら嫌われる」「こんなこと言ったらセルフイメージが下がる」そう思って、心の中に辛い思いや過去のトラウマを隠してませんか?

もしかしたら、それを自己開示することによって、相手に勇気を与えて、人の心を開くかもしれません。なのに、言いたいことを我慢しちゃってませんか?

はい、そうなんです。自己開示と愚痴って似ているようで全然違うんです。かなり前に似た観点に記事を書いていますが、もうちょっと踏み込んで、その違いを書きたいと思います。

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■相手に嫌な思いをさせれば愚痴

自己開示と愚痴は、どちらもネガティブ感情を伴うものですが、大きな違いは、相手に共感を呼ぶのか、それとも嫌な思いをさせてしまうのかの違いです。

ただ単にネガティブな感情を書き連ねて「あいつはクソだ」「バカ」「アホ」と、自分のことを棚に上げて人の批判ばかり言う人。

例えばうんざりする金と時間を無駄にする飲み会でよく例示される「愚痴ばかりの飲み会」なんかが、まさにこの典型例。イライラする上司や使えない部下の悪口ばかり言う。

なんでこの悪口大会が嫌な気持ちになるかというと、「どうすればいい?」「何か解決策は?」「どう接したらいいかなあ」という話にならないからです。ただ、マイナス感情を吐き出すだけ。

これって小中学校でよくあった陰口と同じじゃないですか。陰口を偶然聞いてしまった子供は傷つきますよね。

また、SNSで人の悪口とか政治的な批判ばかり書く人がいます。「あー、この人あまり幸せじゃないのかな」「最近病んでいるのかな」なんて思ってしまいます。こういうのも愚痴です。

■相手に心を開かせれば自己開示

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しかし、自己開示はどうかと言うと、冒頭に書いたように相手に勇気を与えて、相手の心を開くものです。愚痴にはそんな力はありません。相手の心は逆に閉じてしまいます。

もしくは、自己開示は双方によって良質の情報になるものです。

先ほどの飲み会の例を踏み込んでみます。

「なんか、実は〇〇さんの態度が好きになれなくて……」

「あー、おれも最近嫌だったんだ」

「え、先輩もですか。良かった、自分だけではないんですね」

この「自分だけではないんですね」の部分が重要です。自分の中に抱えていた嫌な感情、辛い思いを誰にもぶつけられないって辛いですよね。

このように、「自分だけではないんですね」と相手に思わせることにより、これからどういう話に発展していくでしょうか。先の悪口大会のようにはならず、これからどうすれば良いか、2人で話し合うんじゃないでしょうか。

悪口大会って、別に自分の嫌な内面を勇気を持って打ち明けるわけではないですよね。誰にでも嫌われそうな人や見ていて気持ち悪い人をネタにして、その人をボロクソに言うだけです。

■告白に勇気がいるかどうか?

つまり、愚痴と自己開示の違いは、言うのが楽なのか、それとも勇気が必要なのかの違いでもあります。

愚痴は、思わずポロっと言ってしまいそうなんですが、それを隠すことに勇気が必要なもの。逆に自己開示は言うことに勇気がいるものです。

人の悪口や会社の不満、政治的な批判は口では語りやすいものです。そんなに言うことに勇気はいらない。むしろ、怒りを抑えることの方が勇気がいる。こういう気持ちをグッとこらえて対応方法や言い方を模索する姿は見ていて尊敬するものがあります。

しかし、自分の辛い過去、トラウマ、例えばいじめられた体験とか、会社でうつで休職した経験とか、誰かを傷つけてしまった体験とか、恋愛や結婚で深刻なダメージを受けたとか、過去に虐待を受けたとか、そういうのは言い出すことに勇気がいります。

できれば、告白が必要な時期までは蓋をしておきたいものですが、いずれ話さないといけなくなる時が来るでしょう。こういう経験が自分の将来の夢とかビジョンのブレない軸を生み出していくと同時に、人に勇気を与えるからです。

自分は、こういう自己開示をする人に大きく救われました。「こんなこと言っても良いんだ」「こんなことを言い合える安心安全な場があるんだ」という感じです。

また、こういう辛いことを自己開示できる人には、どこか独特の雰囲気を感じます。なかなか出会えるものではないですが、出会った瞬間に「この人は何を乗り越えてきたんだろう?」と感じる人とか、実際にいます。

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愚痴は自分のイメージを下げてしまいますが、自己開示は自分をさらに高めてくれます。だから、愚痴や悪口にならない程度に、自分のマイナス感情を吐き出すことも大事なのです。

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