自己開示すると人に嫌われる?カミングアウトとネガティブ発言の違い

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日常や仕事でのコミュニケーションにおいて、人と会話するときは誰でも相手の気分を害しないように気を使うと思います。会話でなくとも、メールでも、相手の気分を損ねるような表現を避けたいところでしょう。自分なんかはそれで、ついメールを書くのに時間がかかってしまったりすることもあります(・・;)

Facebookの投稿もそうです。この投稿は、ありかな、なしかな?本当はこんなこと書きたいんだけど、こんなこと書いて大丈夫かな?嫌われたりしないかな?それで葛藤して、結局facebookのタイムラインの画面だけ眺めて、何も投稿しないことがあります。結局それで投稿頻度が減ってしまったり……

最近ブログを始めて思ったのは、不特定多数の人に対して書くwordpressの記事より、実際に関わりの深い人が集うfacebookのようなSNSの方が、書く内容に気を使うかもしれません。

「人にどう思われるか過度に気にする」のは、自分のマインドブロックの1つですが、結構いろんな人がそういった一面を持っているように思います。

〇ネガティブな発言


例えば、SNSやメールで、「これは書いては嫌われる」というものの1つに、ネガティブ発言があると思います。ここで言うネガティブ発言とは、暗い話題、愚痴、悪口、批判、攻撃的な発言のような類のものです。

「昨日の上司の言葉にムカついた」

「あいつなんか死ねばいい」

「うちの後輩で、とんでもなく使えない奴がいる」

「もう疲れた。やる気を失くした」

「もう会社辞めたいなあ。全然面白くない」

「朝が来た。だるい」

さすがに、このような発言が繰り返されると読んでいるこっちも気が滅入ってしまいます。なるべく、こういったネガティブ発言は避けて欲しいと、たまに思います(・・;)

特に「悪口や批判は自分に跳ね返ってくる」というのはよく言われることなので、自分自身を不幸にしてしまいます。

〇自己開示は人に勇気を与えることが多い


このようなネガティブな発言に一見近いようで、まったく違うのが自己開示、つまりカミングアウトです。

「実は1年以上引きこもっていました」

「職場の人間関係に悩んで、休職した時期があります」

「実は、自分中学の頃いじめに遭っていたんです」

「現在収入がほとんどありません」

「人に裏切られた経験があります」

「3年ぐらい前に投資詐欺に遭いました。FXの自動売買の案件です」

「ハイリスクなデリバティブ取引で大失敗して、家族に迷惑をかけました」

「事業に失敗し、借金を多く抱えました」

「以前人に嫌われていました」

人を傷つけてしまいました

このように辛い体験や現状を話したりすることです。話す内容にもよりますが、自分の失敗談や辛い過去を話すことは、基本的に人に勇気を与えることが多いように思えます。

ビジネス書や小説でも、失敗を乗り越えて成長していく過程を描いたものが多いように、多くの人が、小さな成功や失敗を繰り返して生きていると思います。

時には、心の中を大きくえぐってしまうような辛いことを書くのは、非常に勇気がいることだし、安易に人に話したり、web上で公開するようなことではないと思います。

つまり、「こんな私を見てよ、ほら」みたいな感じで自己開示する必要は別にないと思いますが、そういったことを乗り越えて、今に至った経緯を語ったり、現状打破するにはどうしたらいいか一緒に考えてくれませんか、ということであれば、全然文章に書いて良いと思うし、人に話して良いと思います。

「ああ、こんなことも人に話して良いんだな」

「みんなそういう状況を乗り越えようとしているんだな。おれだけじゃないんだな」

「そういえば、自分もそういった時期があったなあ」

このように、人にむしろ勇気を与えます。特に、自分の心の中で押し殺してきたような人にとっては、本当に救いになると思います。傷を舐め合っているわけではありません。これで、人に勇気を与えたり、一緒に解決策を考えることで、仲間との結束を強めることも可能です。

結構、このような自己開示してくれる人が、自分の周りで増えているような気がします。これは全然ネガティブな情報ではないです。むしろ、人を上昇志向にさせてくれます。

必要な時期に、必要なタイミングで自分自身をさらけ出すことは、人に勇気を与えます。自分もこのブログで、なるべく失敗談とかを交えながら記事を書いていきたいと思います(^^)

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