日本はやっぱり生きにくい国だと僕が思ってしまう理由6つ

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日本 生きにくい

海外旅行を終えて日本に帰ってくると、なんか凹んだ気分になります。旅行を終えた時の寂しさとはまた違う、どこか落ち込んだ気持ちになってしまいます。

どこか息苦しさとか、生きづらさに似た圧迫感を感じてしまうんですよね。生きにくい日本に戻ってきてしまった……みたいな。

息苦しさを感じると同時に、虚無的な空気感も漂います。海外旅行から帰ってきた時に、電車に乗っている人を見ると、やたらとみんな目が死んでいるように見えてしまいます。

■日本人は生きづらいのを我慢して生きている

日本 生きにくい

情報商材等のランディングページとかで、「いつまであなたは会社の奴隷でいますか?」「あなたは汗水垂らして会社に尽くして、それでも幸せですか?」という煽り文句を見たことがないでしょうか?

こういった煽り文句に踊らされて、詐欺に遭ったという話はよく聞く話ですが、こういう言葉に反応する日本人がとても多いのは間違いなさそうです。

多くの日本人は基本的に仕事が嫌い、それでも家族のためとか、会社のためとか言って、我慢して毎日会社に働き続ける。それを美徳とする文化が未だに根強いのはたしかです。

最近「頑張らない生き方」「我慢するのはもうやめよう」という言葉も多く聞きますが、それだけみんな我慢して生きてしまっているような気がします。

会社勤めしている人と関わっていると、本当にそんな感じがします。みんな、どこか自分に嘘を付いて働いているんですよね。全然今の仕事なんか好きでないのに。

経験が浅い段階で仕事を好きになるなんて不可能で、徐々に好きになっていくもんだ、という考えには賛成ですが、どこか仕事を好きになることを諦めて、割り切って会社員を続けてしまっている人がとても多いような印象です。

■日本人は価値観の違いを認めないから生きにくい

日本 生きにくい

以前、「違いは違いであって間違いでない」という言葉を聞いたことがありますが、これを聞いて、たしかになるほどなあ、と感じたことがあります。

というのも、多くの人、特に職場の人と接していたり、学生時代を思い出して感じるところなんですが、「違い=間違い」と受け取る人が非常に多いですよね。

多様な価値観を認めず、自分の考えが違う人を全員排除する文化、どこか日本的ですよね。

いじめやパワハラなんかは、まさにこういうところから生じているわけだし、そして、人間を排除することで快感を覚えるようなところも、どこか日本らしいと感じます。

■日本人はお金の話をしたがらないから生きづらい

日本人は「お金は汚いものだと思っている」「お金の話をしたがらない」という話をよく聞きますが、本当にそう思います。

実際に職場とかで、投資の話とか副業の話、節約の話をしている人がどれくらいいるでしょうか?ほとんどいないのではないでしょうか?

生き地獄にはまりたくないなら、お金の知識は必須だと思うのですが(例:お金があれば会社を辞められる)、にも関わらず、お金の話を全然しない人がとても多い。

パチンコやギャンブルの話をする人はとても多いのですが、これは単なる浪費であり、こういう話に加わりたいとは思いません。

以前ほどではなくなりましたが、それでも副業も投資もしない人は本当に多いですね。言うまでもなく、それではずっと会社の奴隷として、生き地獄をさまようことになります。

■本音を言わない日本人は多すぎるから嫌になる

生きにくい1

日本人は我慢して生きること、他人と足並みを揃えて生きることを美徳とする民族ですから、結果的に自己開示を控える人が本当に多いです。

自己開示といっても、深刻な悩みを相談するとか、辛い過去を全部ぶちまけるとか、そういうことではないです。

自分の本当の気持ちを話すことができないのです。特に職場の雰囲気なんか、そうではないでしょうか?

「それ言ったらだめだろう」みたいな雰囲気が、すごい漂っているんですよ。

少しでも列を乱せば孤立しやすい文化が日本には根強いですから、皆本音を言わずに生きているような気がします。

■人間関係が狭いと生きづらい

多くの日本人の人間関係は非常に狭いです。人間関係の狭さとか広さは、単に友達の数ではなく、属しているコミュニティの多さです。

職場の人間関係だけではなく、セミナーの学びの仲間とか、何かお互いを高め合う関係。

大事なことは、職場の人間関係のように、どこか監視したり干渉するようなことはなく、助け合いたいときに助け合う、必要な情報交換をする、ゆるい関係。

顔を出したい時にだけ出せば良い、必要以上に干渉しない、そんな繋がりが人生を救うことがあります。

一方で多くの人は職場の人間関係しかない。退職後も会うような人が誰もいないにも関わらず。これは視野を狭めてしまうし、生きる力を奪われてしまいます。

■モノを持ちすぎている前時代的な日本人は破滅する

これについては、ここ数年、断捨離とかミニマリストという言葉が浸透しているので、多くの人が感じていることでしょう。

でも、僕が言いたいのは、こういう部屋の片付けのことだけを言いたいのではないです。むしろ、部屋の片付けがいらないくらいシンプルに生きたい。

お金の必要のない生き方をしてみたり、心が片付くような生き方。もともと所有を必要としないような生き方に価値があると感じます。

キャラクターで言えば、スナフキンのような感じが理想ですね。所有と自由は反比例するような気がします。

〇自殺率の低い地域から学ぶ

上の記事は、「生き心地の良い町」という本の書評ですが、自殺率が突出して低い、徳島県旧海部町の調査結果をもとにした本です。

そこには、自殺率の低い理由が大きく5つ書かれていました。この本を見ると、まだまだ日本も生きやすくできるのかな、日本に住んでいても、生き心地を良くする方法はあるのかな、と思います。

とても良いことが書いてあると感じた本なので、良かったら併せてご覧ください。

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コメント

  1. スタンフォード出身 より:

    分かります。
    日本にいるとなんだか死にたくなってきます。
    なので私は海外移住し、国籍も変えました!
    胃腸がキリキリしていたのが治りました。
    オススメです。

    • 阿久田川 直紀 より:

      コメントありがとうございます。
      英語ができるなら、海外移住するという手もありますね。
      そういえば、自分は3年くらい海外行っていないですね。
      もっと視野を広げたいので、海外旅行したり英語力付けたりしたいところです。

  2. イマイ より:

    この記事からだと、フィリピンが住みやすいかも?
    ※2万ドルの預金で、永住ビザが得られます。
    物価が1/4なので、ネットビジネス・年金生活者に向いています。
    平均月収3万なので、貧乏で結婚できない男性にもピッタリ!
    住込みメイドが月1万5000円なので、キャリアウーマンも楽々子育て。

    フィリピン人の性格は、
    我慢しない・人は人・お金の話や本音をズケズケ・自殺率が低いなど・・・
    ※貧しい家庭だと、ほとんどモノがありません。
    ただし日本人社会に関わると、日本以上に狭いコミュニティーです。
    駐在員はもちろん、現地採用(ほとんど日系企業)でも無視できません。

    • 阿久田川 直紀 より:

      コメントありがとうございます!フィリピンも行ってみたい国ですね。
      いろいろ東南アジアも旅してみたいです。

      フィリピン人の性格も、日本人らしくなくていいですね。

  3. K より:

    こんばんは、はじめまして。

    ヤフーで「日本 息苦しい 海外」を検索したらこちらにたどり着きました。

    日本は物質的には豊かですが、なんというか心がない気がします。大量生産されたロボットみたいです。

    型にはまれないと仲間にいれてもらえず寂しい目に合います。ちょっと人と違うと「天然」とかいってバカにするし。

    私にとってはとても生きづらい国です。

    日本にいると絶え間ないストレスで鬱っぽくなるので、またいつか外国に住みたいです。

    • 石井 裕 より:

      初めまして。コメントありがとうございます。そのようなキーワードでは狙っていなかったけど、内容的にSEO的に上に来たのかもしれませんね(笑)

      たしかに日本はそのような特性があると思います。違いを間違いとする人がとても多いかと。

      外国に住むのも、また一つの手段ですね。自分はしばらく日本にいようかと思います。オンラインだけで仕事する自信も、今のところないので。

  4. あいあい より:

    とてもよくわかります。日本は生きずらいを検索したらヒットしました。
    しかも私の気持ちを全部そのまま書いてくれていました。
    笑顔のない日本人。どれだけ自分を押し殺して生きているのでしょうか。
    違いを認めず、受け入れない。排泄的な文化。違いは間違いではない、と言う言葉にかなり同調しました。日本人同士の会話では裏の読み合い。普段の会話が本心ではないことも多いので疲れます。
    現在、インターナショナルな部署で働いていますが、いずれ退職してどっぷり日本人に囲まれる時の恐怖は言葉にできません。

    • 石井 裕 より:

      あいあいさん、コメントありがとうございます。
      日本人同士、自分を押し殺して、相手を受け入れないこととか本当に多いですよね。
      共感していただいてとても嬉しいです。
      自分はまだ海外の人と働いた経験はないですが、海外に旅行するだけで、いかに日本が自由がないかを感じることがあります。
      それだけ、日本は閉鎖的な国なんだと思います。

  5. 田中 より:

    先進国もそうでない国も、普通の人たちよりはよく体験している部類です。
    日本が生きづらいと言うのなら、他の国も同様に生きづらいでしょう。
    私が見てきた限りでは、日本で生きづらいと言っていた人は、海外でも同じように言っている傾向があり、また反対の人は反対の傾向があるように見受けられます。
    生きづらいと言う人は、生きづらい生き方をしているのではないでしょうか。家族や社会、国のせいにする前に、自分が自分の考えで生きているのか、疑問を感じさせる人が多いのが事実です。
    ■日本人は生きづらいのを我慢して生きている:あなたは我慢する必要はありません。
    ■日本人は価値観の違いを認めないから生きにくい:他人に認められたいと思っているからではありませんか。他人に認められることを求めなくても生きていけます。
    ■本音を言わない日本人は多すぎるから嫌になる:あなたは言えばいいだけです。
    ■人間関係が狭いと生きづらい:狭いことの問題点がわかりません。無理に広げる必要はありません。
    ■モノを持ちすぎている前時代的な日本人は破滅する:あなたはミニマリストとして生きればいいだけです。
    日本だけでなく、どんな国でも他人の目ばかりを気にする人は多いものです。私の経験では、他人の目を気にする人は、どの国でも幸福度が低い人のように見受けられます。

    • 石井 裕 より:

      田中さん、返信ありがとうございます!
      たしかに日本がどうのこうの、というより、日本人の特質なのかもしれないですね。
      田中さんのおっしゃるように、生きれるようになれば、誰でも幸福度は上がるでしょうね♪

  6. 春一番 より:

    確かに私も今の時代に生き難さを感じています。
    私は世間がバブル景気に浮かれていた1980年代に、蟻のように働き地道に貯蓄をしていました。
    仕事には遣り甲斐を感じていましたが、何かと縛りのきつい会社に耐えられなくなり、1990年代初頭に一度転職を経験しました。
    その後転職した会社がリーマンショックの影響で、50歳を目前に21年間勤めた会社を会社都合で早期退職せざるを得なくなりました。
    2ヶ月後に派遣~契約社員として働き始めましたが、1年3ヶ月後に解雇され、再び無職になり現在に至っております。
    2013年の6月末に解雇されたので、無職になってもうすぐ満6年になります。
    この最後の1年3ヶ月間の仕事で、派遣社員から契約社員に登用された事で急にリーダーの態度が変わり、パワハラに近いような事もあり地獄を見る事になります。
    この時初めて非正規労働者の大変さが身に染みて分かりました。
    それまでは正社員だったんですが、非正規雇用になって収入は半減し、それまでできていた貯蓄はできなくなりました。
    幸いに私の場合は、退職金1,500万円と正社員時代に貯めた貯金5,000万円があったので、
    経済的に困る事はありませんでした。
    若し私が後30年遅く生まれていたら、この厳しく困難な時代を生き抜いて行く事はできなかったと思います。
    例え死んでも私は、再びこの世に生を受けたいとは思いません。
    何故なら、今の時代は我々人間にとって生き地獄だからです。