我々はなぜ胡散臭いとか言ってセミナーに参加したがらないのか?

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セミナー胡散臭い

飲み会やギャンブルに湯水のごとくお金を注いだり、まだ全然乗り潰せる車を買い替えたり、持ち家を買ってしまったり、どう考えても必要性もない生命保険に入っていたり。

職場などの周りを見渡すと、目を覆ってしまうような無駄遣いをしてしまい、自らお金の奴隷の道に進んでいる人がたくさんいます。

そういう人に対して、「〇万円するセミナーに行ってきた」なんて話をすると、なぜかみんなドン引きしてしまいます。

「怪しい」とか「胡散臭い」とか、否定的な言葉を投げつけるだけです。

「金もったいなくないか?」とか言ってくる人もいます。そういう人は大抵、上記のような無駄遣いをしてしまっている人です。

支出を自己投資と浪費と消費に分類するというのは、お金の使い方の最も基本的な原理原則ですが、周りを見渡すと、セミナーに参加するという自己投資に対して否定的な人が本当に多い。

なぜ、みんなセミナーとか勉強会とか言うと、胡散臭いと思ってしまうのでしょうか?

■知らないものには蓋をする

やはり人間の特性として、自分の知らないことには蓋をするというのが大きく作用しているような気がします。

知らないことには、どうしても足を踏み入れるのは勇気がいります。ましてやお金を払ったり、今まで接したことのない人と触れ合うのであればなおさらです。

行きもせずにセミナーとか勉強会に参加しない人は、こういう行為が怖いのです。そもそも必要性を感じていないというのもありますが……。

「なんだこいつら、無駄な飲み会には行くくせに、セミナーには行かないのか。人間的に魅力のないやつだ」

と思ってしまいがちですが、知らないことに足を踏み入れることに勇気が必要なのは、誰でも共通していることです。

■日本人の特性も影響

特に閉鎖的な環境で規律と従順を重んじる、日本人の特性であれば「知らないものに蓋をしてしまう」傾向はさらに強くなってしまうでしょう。

こういった日本人の特性で恐ろしいことは、自分達と違う行動を取る者に対して排他的な行動をとり続けることです。

新しい文化や価値観を取り入れようともせずに、逆に受け付けずに拒絶反応を示してしまうのです。

それが結局、学校であればいじめとか、企業社会であればパワハラに発展していくわけですが、そこまで行かなくとも、結局こういう日本人の特性は、自分たちの可能性を狭めてしまっているのです。

本当はセミナーとか勉強会に行って、仕事以外の知識を身につけなければいけない、マインドを高めなくてはいけないと思っていても、周りの目が怖くて行動できない。おそらくそういう人もいると思います。

であれば、こっそりと行けば良いだけの話ですが、それを周りにシェアできないというのは、もどかしい限りです。

個人的な経験でいけば、本当に大切な模範となる考え方、そして必要な情報については、学校や会社から学ぶことはできないです。

ここ最近、学校や会社の人間関係しか関わっていない場合は、自分の可能性を狭めてしまっている可能性大です。

【参考記事】会社以外のコミュニティを持つことが大切と言われる4つの理由

■自己投資、浪費、消費の概念がない

冒頭でも少し話しましたが、無駄なことに湯水のごとくお金を使うのに、セミナーや勉強会になると拒絶反応を示すのは、おそらく自己投資、浪費、消費の概念がないのでしょう。

だいたい異業種の人が多く集まるセミナーや勉強会を無駄と考える人は、自己投資のみならず、金融商品の投資もしていません。つまり、浪費しかしていません。

目標がない、夢がないと言ってしまえばそれまでですが、企業社会では、こういう概念が軽んじられているのもまた事実です。

逆にお金にシビアな人ほど煙たがれがちです。ケチで付き合いが悪いわけですから。

もちろんセミナーや勉強会だけが自己投資ではないですが、毎月いくら貯めて、いくら金融商品に投資するのかを決めて、お金の使い道は全部自己投資。これが理想なのは言うまでもないでしょう。

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