必要最低限の生活費でストレスなく幸せなライフスタイルを実現しよう

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好きでもない仕事でお金を稼いで、無くても困らないことにお金を使ってもストレスが増大するだけです。それだったら、多少収入が減っても、必要最低限の生活費だけで、好きなことに時間を思いっきり使った方がどんなに幸せなことか。

大量生産、大量消費の不幸を作るだけの世界から逃れ、本当に大切なものにだけお金と時間を使っていく。消費者という社会の奴隷から、クリエイターとして人間らしい生き方を実現していく。いまの日本でストレスから逃れるには、そういう生き方が必要だ。

「次の時代を、先に生きる。~まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ~」(髙坂勝著、ワニブックス)という本を読んで、そう感じました。

ミニマムな暮らしに関する本は、最近いろいろ出ていますが、この本では、「幸せで健康に生きるため」という観点で紹介されているため、とても共感できる内容でした。

今回はP118~125「モノは必要最低限で大丈夫」、P182~194「生活費から考える」に書いてあることから、幸せに生きるためのミニマムな生活について考えていきたいと思います。

■モノは必要最低限で大丈夫

本書で書いてあることを、簡単に抜粋していきたいと思います。今回は割愛しましたが、食器、調理道具、調味料などについても書かれていますので、自炊する人は本書を読んで参考にしてください。

自炊しない人は、そもそもこれらは不要なので今回は割愛しています。

【服】

服はどうせ気に入ったものしか着ない。上下およそ3種類ずつ、下着も靴下も3つずつ、それだけあれば大丈夫。靴は2足あれば充分だ。(原文まま)

【化粧品】

化粧品はなくても大丈夫。化粧水や油脂やフレグランスくらいは自分で作ればいい。化粧品で肌から荒れる。何もつけないのが美肌を保つための真実だ。(原文まま)

【日用品】

歯磨き粉も石鹸もシャンプーもリンスも使わないで大丈夫。すべてを天然塩で代替してもいい。髪の毛はお湯で洗えば大丈夫。石鹸くらいは自分でも作れる。(原文まま)

【洗剤】

様々な洗剤や減菌・殺菌・抗菌を謳うものはなくても大丈夫。水、酢、重層、EMなどの有用微生物で充分なんでもきれいにできる。(原文まま)

【薬】

薬がなくても大丈夫。病気は食べ物や食べ方や断食、野草や自然療法などで大抵治せる。(原文まま)

【テレビ】

テレビがなくても大丈夫。(中略)思考する能力を低下させられ、時間のムダだし、能力の劣化だ。(原文まま)

【電気】

電気は東京電力などの既存電力会社でなくて大丈夫。自然エネルギーを進める地域の電力会社と契約しよう。(原文まま)

ざっと書いてあることはこんな感じです。かなりミニマムな生活ではないかと思います。所有するモノも少ないです。家電なんかも、ほとんどいらない。

化粧品や薬は、本当に実行しようとすると、少し不安が伴うのが正直なところではないでしょうか。

全部真似する必要はなく、「たしかにそう」「たしかにその方が楽だしストレスがない」と思えるところから真似していけば良いのではないかと思います。

■生活費から考え直す

いくら収入が多くても、比例して支出が多くて貯金できなければ意味がない。収入が多いのに不幸を感じている人はかなり多いと思います。自分もそうでした。

最低限の生活費が賄えれば、それで良いんです。収入が多くても好きな仕事ができているとは限らない。好きな仕事をするために収入が激減するのが怖いならどうするか。支出をコントロールするのも有効です。

実際、この本では、幸福度を上げながら生活費を減らす方法について書かれており、とても共感に値する内容でした。特にストレス解消の買い物を削ること、機能が重複するものは避けることが重要ですね。

【心の歪みを削る】

たとえば見栄や世間体のために使っているお金は削る。ストレス解消の買い物を削る。流行ファッションの追求をやめる。

【機能が重複するものは避ける】

たとえば家電製品、固定電話や時計、音響、テレビ……、これらはスマホとPCだけに集約できます。

【自宅になくても外で可能になるものを減らす】

たとえばプリンターやスキャナーはコンビニで代替できます。印刷代がランニングコストになるという声が出てきそうですが、インクジェットがかなり早く消耗されるので、スキャナーを持っていてもランニングコストがかかってしまうんですよね。

【健康に配慮すればいらないもの】

電子レンジ、炊飯器、掃除機、運動機器、便座のウオシュレット機能等。

【電気の無駄】

電気ポット、リモコン型家電製品、蛍光灯や電球、

【空間性確保】

家具、棚、ベッド、傘立て、靴箱は必要なし。収納があるから無駄な買い物をする。自分は来月会社を辞めて引っ越しますが、ダンボールインテリアにするつもりです。つまり、引越ししたあとの状態で、ダンボールの箱を開けただけ。そもそも、これならすぐに引っ越せます。

【保険】

本書でも、どうしてもなら全労済とかで充分と書いていますが、自分は全然保険は入っていません。人生で2番目に大きな買い物と言われる生命保険ですが、ほとんどの人は不要なのに入ってしまっています。

【関連記事】すぐ解約しろ!生命保険に関する記事まとめ|無駄に入って人生破滅しないために

→全体的な書評はこちら

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