ボーナスをあてにすると会社を辞められないから生き地獄ですよ

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6月と12月は、サラリーマンやOLにとって少ない楽しみの1つであるボーナスの時期です。

しかし、このボーナスをあてにする、つまりボーナスが出てようやく家計が成り立つような散財をしてしまうと、一生貧乏から抜け出すことができずに、会社を辞められず、嫌々会社に生きながらもお金に苦労した悲惨な人生を歩むことになるでしょう。

給料も目の前にぶら下げられたニンジンなら、賞与も目の前にぶら下げられたニンジンなのです。これに惑わされずに、しっかりとボーナスは貯蓄するか投資に回して、1日でも早く会社を辞められるように努めたいものです。

■ボーナスは固定費に手を付けるな!

何もボーナスを全額貯金に回せとは言いませんが、給料とボーナスは分けて考えないと、貧乏から抜け出すのは難しいでしょう。

例えば住宅ローンの返済や家賃の支払い、生命保険料の支払い、車の維持費や交通費、通信費、光熱費、食費といった固定費の支払いをボーナスで賄って帳尻合わせするのは避けたいところです。

固定費の支払いは、絶対に月々の給料のなかで解決させるようにしましょう。

固定費や借金の支払いまでボーナスをあてにしているということは、毎月一定額の貯蓄ができていないということになります。

せっかく汗水垂らして会社の奴隷としてショッカーのように上司の言いなりになって働いているのに、手元に全然お金が残らないなんて悲しくないですか?

そもそも会社を辞めたら、ボーナスなんてものは存在しません。独立したら「ボーナス?何それ?美味しいの?」というレベルになります。なので、ボーナスをあてにするお金の使い方からは卒業しないといけないのです。

【関連記事】貯金するなら固定費から削減|節約の方法5つを実践しよう

■金融商品と自分に投資

言うまでもなく、お金の使い道は浪費、消費、自己投資では、自己投資が一番重要です。浪費と消費は限りなく0にした方が良いのです。

で、貯まったお金は現金で保有するのではなく、金融商品に投資してリスクヘッジするようにしたい。会社を辞めたいなら、お金を守ることはとても重要です。

この理屈は月々の給料に同じことが言えますが、ボーナスではこの傾向は顕著になります。固定費の支払いを月々の給料で解決できていれば、ボーナスのお金は、税金以外で勝手に消えていくことはないからです

ボーナスには手を付けずに貯金したり金融商品に投資するなどして、堅実にお金を貯めていくのも良いですし、2~3割を自己投資に充てても良いのです。

ここで大事なことは、ボーナスの使い方は、予め決めておいた方がいいです。ボーナス用の別口座を作っても良いでしょう。

ボーナスは会社が用意した人質みたいなものですが、逆に言えば会社員だからこそ利用できるものでもあります。

ボーナスの使い道が、将来会社を辞められるかどうかの大きな運命の分かれ道になるような気がします。

■同じことは残業代にも言える

残業代も、月々支払われる少額のボーナスみたいなものです。これもボーナスと同様、なるべく生活費の補填には充てないように、固定費の支払いは基本給の範囲内でやりくりするようにしましょう。

残業代は、時間を犠牲にされたことによる慰謝料みたいなものです。残業はなるべく避けたいもの。なるべくそのようなお金には頼らないほうが良いでしょう。

他にも、会社員を長くやっていれば財形貯蓄の給付金など、いろいろ臨時的な収入も出てくるでしょう。それらのお金も全部同じ理屈です。

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