投資に1度失敗したからこりごりという人へ|運用しないリスクもあります

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money_fly_yen株でもFXでも不動産投資でも、1度失敗してお金を失う経験をすると、「うわー、もう怖い~、こりごり」と言って、一切金融商品に投資をしなくなってしまう人を結構見かけます。

そして、そのまま現金を貯め込む人もいますし、金融商品ではなく自己投資の名のもとにお金を注ぎ込む人もいます。

※「自己投資の名のもとに」と書いているのは、自己投資も成果が出ないと浪費に変貌することもあるからです。自己投資は大事と思いますが、浪費と紙一重なのが難しいところです。⇒詳細はこちら

それでお金が貯まって、老後や子供の養育費、早期退職が出来れば良いですが、お金に働かせずに、果たしてこのようなことが可能なのでしょうか?

■現金を貯め込むのも怖い

最近の経済事情や家計調査を見る限り、アベノミクスの「物価上昇率2%」はどこに行ってしまったのかという感じになってますが、(消費支出はいまだに落ち込んでいます)

仮に物価上昇が続けば、現金の相対的価値は下がってしまいます。物価上昇率2%が5年続けば、1,000万円の現金は900万円弱まで落ち込んでしまいます。

このことからもわかるように、価値が変動するのは株式やら外貨だけではないのです。自分たちが持っている日本円の現金ですら変動するのです。

また、「投資は怖い」とは、人的資本ではなく、金融資本に頼るのが怖いということを意味するのですが、「投資は怖い」と言い続けてリタイアしたら、結局残るのは金融資本だけになります。

投資は怖いと言っていても、結局は金融資本に頼ることになるのです。でないと、いつまで経ってもリタイアできないことになってしまいます。

現金を貯め込むのではなく、以下の財産三分法のような考えが重要と考えます。

【関連記事】「投資は怖い」という誤解が怖い|財産三分法で考える

■やり方を変えてみる

一度投資詐欺に合ってしまうと、もう投資はこりごりと思ってしまいがちです。焦ってまた詐欺被害に遭うよりはましかと思いますが、

しばらく投資はお休みするとしても、もう1度投資の勉強など、金融知識を身につけたり、正しい情報源を探っていった方が良いと思います。

株やFXで失敗した時も同様です。失敗したらやり方を変えてみるしかないでしょう。

自分もお金を失ったことがありますが、その場合、やり方を変えてみたりしました。

⇒なお、投資詐欺のパターンについては、こちら

■長期的目線を持つ

デイトレやFXなど、短期で利益を上げる方法もあると思いますが、これらは数時間単位の動きに一喜一憂することになり、これだけに頼るのは、あまり良い方法とは思えません。

やるとしても、かなり少額の範囲でやった方が良いと思っており、投資のメインに置くようなものではないと考えます。

ただ、自分はデイトレやFXには疎いので、このような印象を持っているだけかもしれません。なかには成果を出している人もいるので、一概には否定できませんが。

ただし、多くの投資家が言うように、投資の基本は長期投資なので、ベースとなるのは長期投資と思います。

複利の効果は時間とともに増大していきます。「時は金なり」なんて言葉がありますが、これは複利にも同じことが言えます。

資産運用は、短期的に必要なお金を貯める手法としてはあまりふさわしくなく、むしろ〇年後に必要なお金を貯めるような、中長期的目線でやることになります。

【関連記事】将来必要なお金はいくらですか?投資に回すべき金額の考え方

投資は稼ぐものではなく、資産を守るという姿勢が重要になってきますからね。稼ぐならビジネス、守るなら投資というスタンスで行くのが無難かと思います。

資産を守りつつ、複利の効果を活かして徐々に増やしていく。本来であれば、投資は地味で目立たないもの、という印象が強いです。

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