これは簡単!!積立投資の複利計算をエクセルで行う方法

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複利計算とエクセル

このブログでは蓄財の重要性について書いた記事を多く書いてきましたが、結局結論としては、月々の貯蓄額を定めてコツコツと蓄財していくことが重要という、当たり前の答えになってしまいます。

月々一定額を貯蓄し、さらに安定的に資産を増やすのに有効な方法が積立投資であることも別の記事で書いています。

積立投資の複利計算は、一括投資に比べると複雑で手計算では難しいのですが、複利計算アプリなんかを使えば、出口戦略のイメージがつかめて、月々いくら投資していけば良いか把握できたりします。

今回話す話は、正直複利計算アプリがあればいらないような話かもしれませんが、実はアプリがなくともエクセルで簡単に作れたりします。

〇エクセル記入法

複利エクセル

FV関数を使うという手もありますが、今回は一番地味でオーソドックスな方法を書きます。一回作ってしまえば、後は自由に数字を変えてみるだけなので、特にFV関数を使う必要もないかと思います。これは好みの問題ですね。

なるべく計算を簡単にするため、月々25,000円で年利10%だった場合を例に取ります。合計年間300,000円積み立てます。

1年目は(25,000×12)×(1+10/100)=330,000円になります。

2年目は1年目の運用結果に25,000×12=300,000円を足しますから、

(300,000+330,000) ×(1+10/100)=693,000円になります。

エクセルの関数で表せば、上の図に示されるような関数となります。

3年目、4年目と、あとはこの繰り返しです。

前年度の総資産に今年の積立額を足して、年利を掛ける。

それだけの計算をとにかく繰り返します。

エクセルの計算結果と、自分の使っている複利計算アプリを比較すると、ほとんど計算結果が一致していたので、このやり方でほぼ間違いないと思います。

グラフを作れば、一括投資同様指数関数のようなグラフになりますので、複利の効果がどれほど大きいかをイメージすることができます。

ファイナンシャルプランナーや保険営業の方であれば、この積立投資のエクセルを使っている人もいると思いますが、

実はそうでなくとも、エクセルを使うことができれば、誰でも簡単に作れてしまいます。

ただし、この複利計算はあくまでイメージです。手数料を考慮したり、子供の教育費用等で途中から積立額を一部だけ取り崩したりする場合はもっと複雑になってきます。

ただ、お金の知識を身につけるためには、複雑な数学の知識は必要ないことが、ここでもわかると思います。

積立投資に興味のある方は、このようにエクセルで簡単に複利計算ソフトを作って、いろいろ計算してみてはいかがでしょうか?

※実際は利回りは変動するし、時にマイナスになったりもするので、あくまでイメージをつかむ程度になります。

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