経営者になるためのノート|ユニクロ社員教育の中身とは?

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2016-01-04 15.40.11

ユニクロの柳井正氏が、実際にマネジメント層の教育に使われていた中身を公開したとされている「経営者になるためのノート」(柳井正著、PHP研究所)。

柳井氏が日本の未来のためを思ってか、全経営者にも知っておいてほしいと思って書き記した本です。

A4サイズの大きな本ですが、余白が多く、読者が書き込めるようになっています。

自分は別に企業の経営者になるつもりはなく、フリーランスに転身したいと思っているのですが、

別に経営者になろうとする人だけではなく、個人事業主や会社員を続けようとする人にも読む価値の非常に高い本だと思いました。

正直今年はビジネス書、自己啓発書の数を減らして小説やノンフィクションを多く読もうと思っていたのですが、これは読んで良かったです。

この本の構成は、柳井氏が経営者に必要とされる要素である「変革する力」「儲ける力」「チームを作る力」「理想を追求する力」から構成されていますが、

特に印象的だった「変革する力」「儲ける力」について、印象的だった箇所をシェアしていきたいと思います。フリーランスを目指す人でも、この2章だけは絶対に読んだ方が良いと思いました。

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■今の常識は昔の非常識

「常識を疑え!」というフレーズは多くの人が聞いたことだと思いますが、実際に今は常識となっていることでも、昔は非常識、狂人扱いされたようなことは結構あります。

そのうちの1つに長編アニメがあります。1937年のディズニーアニメに白雪姫があります。白雪姫を製作する!とディズニーが目標を掲げたとき、周りは「気が狂った」「ディズニーはもうおしまいだ」と思ったそうです。

当時は長編アニメなんか誰が見るの?という風潮だったみたいです。

たしかにディズニー社の資産をほぼ全部投じるほどの設備投資だったみたいですが、結果は成功、今でもDVDは売れています。

興味があるのは、今でこそ常識の長編アニメを初めて製作するときのプロセスです。技術面でもマーケティング面でも、そこにどんな変革があったのか、興味を持ちました。

業界の非常識は、顧客の非常識とは限らない。かつてセブンイレブンが「夏のおでん」「冬のアイスクリーム」を成功させたように、

顧客視点で考えれば大変革の余地はまだまだあるのではないかと思いました。

■本の読み方

成功者は多くの本を読むというフレーズもよく聞く言葉です。でも、本の読み方も大事で、柳井氏は、「あ、こういう考え方があるんだな」とか「この考え方もいいな」と思うだけではだめと言っています。

「ここに書いてあることは、自分だったらどう考えるか」

 

「自分の会社だったら、どういうことにあたるのか」

 

「自分の会社だったら、どのように実行ができるのか」

※原文まま。フリーランスの人は、「自分の会社」を「自分」とか「今のプロジェクトチーム」と置き換えても良いと思います。

この3点で対話していくのが重要と言っています。これはセミナー、施設見学すべてにおいてそうですね。

■お客様の笑顔のために大切な3つのこと

これは、執筆業をメインにしていきたい自分なんかでも、とても大切な要素だと思いました。

〇お客様をビックリさせようと思わなくてはいけない

顧客に「これは体験したことがない」「こんなことまでやってくれるの」と感動体験を与えることとのことです。

顧客の要望通りに仕上げるのではなく、顧客が想像もしない形で提供する。ここに本当の顧客満足があると書いています。

「この人(会社)でないとだめだ!」と相手に思わせるには、こういうサプライズの要素は大事だなあと思いました。

〇お客様の声は重要だが、その一枚上手をいこうとする

「顧客が何を考えているのか」「顧客の心はどんな状態なのか」を徹底的に知る努力は欠かせないですが、柳井氏は、顧客の声を鵜呑みにしてしまうのではなく、

想像力・創造力を働かせて、具体的には論理・分析的なアプローチに、アートに近い感覚のアプローチも働かせて、顧客の期待を一枚上手をいくように努めないといけないということです。

これは日々の研鑽以外に方法はないと言っていますが、たしかに日々の経験で積み重ねていくしかなく、王道はない感じがします。

〇提供者である自分たちが、本当にいいと思うもの、本当にいいお店だと思うものを作る

「自分が客だったら買いたいか」「自分の友達や家族にも与えたいサービスか」「自分が客だったら、リピートしたくなるか」「自分の家族にこのビジネスが自慢できるか」というレベルに達しているかどうか、というものです。

究極的に自分のコンテンツを愛せるかどうか、ということを言っているのだと思います。顧客はすぐに見抜くので、生き残ろうと思ったら、このぐらいの気概は必須なんでしょうね。

痛いところを突かれたような気持ちになるのは、「現実を視よ」と同様の気持ちです……。

■関連記事

関連記事:【読書感想文】現実を視よby柳井正|3年ぶりに読んだがやはり良い本だ

2012年に読んだ、柳井正氏の著書「現実を視よ」を3年ぶりに再読した時の感想です。

この本のあるフレーズが、自分の座右の銘の1つになっています。この本もかなりおすすめです。

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