グーグルアドセンスの広告設置数上限が撤廃されたけど、広告増やして大丈夫?

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ブロガーの方は既にご存知の方も多いと思いますが、グーグルアドセンスの1ページあたりの広告設置数の上限が撤廃されたらしいです。

「1ページあたりに3つまで」だったのが、4つでも5つでも設置できることになったのですが、本当に広告を増やして大丈夫か、考えてみたいと思います。

■上限の記載の削除

かつてのアドセンスのヘルプページには、広告の設置数は3つ/頁まで、リンクユニットも3つ/頁まで、検索ボックスは2つ/頁という上限が記載されていました。

しかし、現在ヘルプページの「適切な広告配置」を見てみると、この記載が削除されています。

じゃあ、1頁に4つも5つも広告を貼っておこう!となるかどうかですが、それに関しては「いや、ちょっと待て!」という話になりそうです。

■規約変更の内容

ヘルプページの記載を見ると、ただ単に削除されているのではなくて、内容が変わっているようです。以下、ヘルプページを抜粋してみます。

価値の高い広告枠

広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。また、コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければなりません。そのため、ユーザーにとって価値がほとんどないページでの広告配信と広告の過度な表示は、修正が行われるまで制限または無効にされる場合があります。

許可されないページの例を次に示しますが、これらに限定されません。

  • 第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをミラーリング、フレーム処理、スクレイピング、リライトしたページ
  • サイト運営者様が提供したコンテンツよりも、広告の方が多いページ
  • 手動によるレビューやキュレーションなしで、自動生成されるコンテンツのページ
  • 広告配信専用ページ、コンテンツのないページ
  • ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していないページ

(以上、グーグルアドセンスヘルプページから抜粋)

■条件はより厳しくなった?

結論からいくと、上限が撤廃されたからといって、素直に広告を増やしていいかは不明瞭な点が多く、一概に増やして良いと言えないことになります。

気になるのは、先に抜粋した規約のうち、赤字で示した箇所です。

これらを解釈すると、コンテンツの価値と広告の割合が問われているということになります。

つまり、これまでは広告を3つ貼っていれば問題なかったのですが、これからはコンテンツの質と量によって、3つでもポリシー違反になる可能性があることです。

また、広告設置数を3つから4つに増やしたことで、コンテンツの価値以上に広告が多いと判断され、ポリシー違反になる可能性があります。

また、規約で書いている広告はアドセンスに限らず、他のASP広告も指していると解釈できます。つまり、必要以上にASPの広告をペタペタ貼るのはリスクが高くなります。

規約に定量性がなくなったことで、サイト運営者にとって、より厳しい条件になったと言うことができます。

■自分はどうするか?

最近も独自ドメインを持たないとアドセンスの申請ができなくなったなど、アドセンスの規約やルールも、徐々に変化が起こっているようです。

今回の変更もインパクトは少し大きいですが、広告の管理については、次のようにしていこうと思っています。

・広告の設置は増やさない

・記事の内容と関係ないアフィリリンクは貼らない

ということで、規約変更を知ってからも、特に何かしたということはありません。現状維持です。

ただ、休止したアフィリエイトプログラム(各ASPから連絡あります)については、修正して広告を削除しておきました。やったことはそれぐらいです。

コンテンツの価値といっても、文字数はどれくらい必要なの?記事のクオリティはどれくらい高ければいいのか?という具体的なことは規約には書かれていませんが、グーグル側がコンテンツの質と量を重視していることはたしかなようです。

価値ある情報発信を目指していくのは、この規約変更がある前から目指していたことですが、今後もより一層価値のある記事を書いていこうと思っています。

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